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“積ん読”はお金のムダ!資産2億円のお金のプロが実践する「“積ん読”をなくす」読書術

“積ん読”解消法

すでに積んである本を解消するためには、少しの時間で良いので、まず本を開いて、まえがきと目次を読んでみることです。そして全体にさっと目を通して気になったところや、目次で興味を惹かれたところを中心に深く読み込む。それだけでも本のおおまかな内容と要点をつかむことができます。興味がある部分を読み終わったら、次の本も同じように読んでみる。

ポイントは、本1冊すべてを読み切ろうとしないこと。これだけで、“積ん読”になる確率をぐっと下げることができます。

“積ん読”が多すぎて何から読めばいいかわからない、といった方は、読書に使った時間が無駄になりにくい名著から読むのがおすすめ。読書の楽しさやメリットを実感すれば、本を読むハードルを下げることができ、どんどん“積ん読”を解消することができますよ。

本棚に並ぶ本
積読を溜めないためには図書館を活用するのも一手(Ph/photoAC)
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そして、今後“積ん読”を増やさないためには、図書館で借りるようにするのも一手です。図書館で借りれば費用がかからないうえに、返却日が設定されているため、期限内に読了しようという意識も働きます。

効率的に読書する方法

多くのメリットがある読書。しかし、ただ読んだだけでは知識もノウハウもなかなか身に付きません。効率的な読み方は、その本から得られる情報を確認したうえで、付箋やメモを使いながら読むこと。

具体的にはまず、先ほどのように、まえがき、あとがき、目次を確認し、要点を掴みます。そして読み進めながら気になる箇所には付箋を貼り、一通り本に目を通したら付箋を読み返します。特に重要だと思ったところは、本のタイトルと日付を書いて、ノートにメモしておきましょう。この時、どんなシチュエーションで生かせるかなど、思いついたアイデアや実行方法も書き加えます。

時計、スマートフォン、本、付箋
付箋とTODOリストで読書の効果をアップ!(Ph/photoAC)
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そして重要なのは、実際にやってみること。実行したらメモにチェックをして消していきます。読書をしながらTO DOリストを作るというわけですね。実行するから読書の内容も身に付きやすいのです。TO DOリストを作る際は、いつまでに実行するか、日付も書くようにしてくださいね。

◆教えてくれたのは:生活コスト削減コンサルタント・生方正さん

生方正さん
生活コスト削減コンサルタント・生方正さん(Ph/藤中一平、イメージコンサルタント/坂井二朗)
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うぶかた・ただし。明治大学サービス創新研究所研究員。高校卒業後に海上自衛隊に入隊。勤務の傍ら節約術を駆使しながら、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資などを行い、40代で2億円の資産を築いた。現在は生活コスト削減コンサルタントと南極講演家として、メディアで活躍中。著書に『高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法』(あさ出版)、『攻めの節約』(WAVE出版)など。

構成/新藤まつり

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