
7月22日に10歳になったジョージ王子。今年はチャールズ国王の戴冠式で「ページ・オブ・オナー」という重大な役割を果たすなど、その成長ぶりに世界中が注目しています。今回は、赤ちゃんの時から現在まで、ジョージ王子の写真を振り返るとともに、キャサリン皇太子妃のママファッションを振り返ります。
2013年|ジョージ王子を出産直後、ダイアナ元妃と同じ水玉ワンピース
2013年7月、ウィリアム皇太子とともにセント・メアリーズ病院を出発したキャサリン皇太子妃。腕の中で眠るジョージ王子の体重は、8ポンド6オンス(約3798g)でした。出産の翌日、病院から出てきた際に着ていたのはポルカドットのワンピース。色は、ブルーの生地に白の水玉模様で、ブランドは「ジェニー パッカム」です。


1982年6月、ダイアナ元妃も、第一子のウィリアム王子を抱きながら病院から出てきた際に、グリーンのポルカドットのワンピースを着ていたことから、義母をオマージュしているのではと話題になりました。

2015年|洗礼式に着たドレスコートを数年後に着回し
2015年5月に妹のシャーロット王女が誕生し、お兄さんになった1歳のジョージ王子。同年の7 月、王女の洗礼式のため一家で教会へ。キャサリン皇太子妃は、ベビーカーを押しながら、オールホワイトコーディネートでした。白いコートドレスはお気に入りのブランド「アレキサンダー・マックイーン」のもので、羽の飾りがついたハットは「ジェーン・テイラー」のもの。

白いコートドレスは、メーガンさんの結婚式でも着ていた一着です。帽子や髪型を変えることでアレンジしていました。

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2016年|3色を使った家族のリンクコーデを披露
2016年10月、カナダでのロイヤルツアーを終えてビクトリアから出発する際、皇太子一家は見事なリンクコーデを見せていました。当時、3歳のジョージ王子が着ていたのは、ネイビーのセーターと、レッドカラーのパンツ。セーターは父のスーツ、パンツは妹のセーターと靴とリンクしています。
そしてシャーロット王女のホワイトのワンピースとタイツは、キャサリン皇太子妃のオフホワイトのコートドレスとリンクしていて、4人でホワイト、ネイビー(ブラック)、レッドと、全3色で揃えていました。

2017年|ファミリーそれぞれ、色の濃さで違いを出したブルーのリンクコーデ
翌年にも、リンクコーデを披露しています。2017年7月、ポーランドとドイツの2か国を公式訪問したウィリアム皇太子ご一家。ベルリンのテーゲル空港に到着した際に、一家揃ってブルーで統一したコーディネートを見せました。水色のシャツやワンピースを着た子供たちに、父はブルーのネクタイ、そして母はブルーのコートドレスを着ていました。
コートドレスはダイアナ元妃が愛用していたブランド「キャサリン・ウォーカー」のものです。同系色でも、大人は濃いめのブルーでシックに、子供たちはさわやかな淡いブルー。色合いの濃さを変えることで、それぞれの印象が違って見えます。

キャサリン皇太子妃のソロのルックも素敵ですが、家族全体の見せ方も完璧でした。毎回、色合いのバランスや季節感など、緻密なファミリーファッションには驚かされます。
2018|「ZARA」のカジュアルなワンピースでリラックスモード
2018年4月23日にルイ王子が誕生し、さらにお兄さんになった4歳のジョージ王子。出産から約2か月後、ポロのチャリティマッチを観戦したキャサリン皇太子妃は、リラックスモードのワンピース姿でした。ワンピースは「ZARA」のもので、水色とホワイトのストライプ。袖丈が短く、デコルテも露出しているワンピースは涼しげでカジュアルな一着でした。

2022年|親子でエレガントなルックでクリスマスイベントへ
2022年12月、ウェストミンスター寺院で行われる、自身が主催するロイヤル財団主催のクリスマスコンサートへ家族とともに出席したキャサリン皇太子妃。英国のブランド「エポニーヌ・ロンドン」のコートドレスに、クラッチとグローブ、そしてハイヒールを全てボルドーのワンカラーに統一。Iラインのコートドレスがスマートな印象を与えています。
9歳になったジョージ王子は身長がキャサリン皇太子妃の肩まで成長していました。スーツも大人っぽく着こなし、凛とした佇まいでした。親子揃って、上品なコーディネートを披露していました。

2023年|テニスの試合を一緒に観戦 さりげなくリンクコーデ
今年も、スーツを着た姿が見られました。2023年7月に行われたウィンブルドン選手権の最終日に、皇太子一家が観戦のため来場しました。キャサリン皇太子妃はフランスのファッションデザイナー「ローラン・ムレ」のグリーンのドレスを着ていました。クラッチはクリーム色で、パンプスはヌーディなベージュをチョイス。
ネイビーのスーツにホワイトのストライプのネクタイをつけたジョージ王子。母とリンクする部分はないかと思いきや、よく見てみるとネクタイのストライプにさりげなくグリーンカラーがありました。親子コーデを成立させるため、細かいところまでおしゃれに抜かりがないのは、ファッショニスタなキャサリン皇太子妃ならではのこだわりのようです。

●ZARAからジミー チュウ、エルメスまで キャサリン皇太子妃が初夏に見せたハイセンスコーデ
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