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天皇皇后両陛下とオランダ王室、絆を深めた「17年前の夏休み」と続く交流 雅子さまと王妃は元キャリアウーマンという共通点も

11年ぶりに宮中晩餐会へ出席され、オランダ国王夫妻をおもてなし

オランダ訪問の翌年、2014年10月29日、アレキサンダー国王夫妻が来日した際の歓迎行事では、雅子さまはオランダのシンボルカラーであるオレンジ色のスーツ姿でお出迎えされました。

2014年10月、オランダ国王夫妻が来日した際の歓迎行事にご出席の天皇陛下と雅子さま
明るいオレンジのスーツに秋色のブラウンを添えて(2014年10月29日、Ph/JMPA)
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2014年10月、オランダ国王夫妻が来日した際の歓迎行事にご出席の雅子さま
帽子はつばがコンパクトで顔にかからないため表情がはっきりと見える(2014年10月29日、Ph/JMPA)
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2014年10月、オランダ国王夫妻が来日した際の歓迎行事にご出席の天皇陛下と雅子さま
顔周りはパールのアクセサリーで明るさをプラス(2014年10月29日、Ph/JMPA)
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2014年10月、オランダ国王夫妻が来日した際の歓迎行事にご出席の雅子さま
少し光沢のあるオレンジが華やか(2014年10月29日、Ph/JMPA)
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オランダ国王夫妻と挨拶をされる天皇皇后両陛下(2014年10月29日、Ph/JIJI PRESS)
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夜に行われた宮中晩餐会に雅子さまも約11年ぶりに出席され、注目を集めました。アレキサンダー国王は、乾杯前の挨拶で日本との絆をこんなふうに話しました。

「両国の協力関係の礎は、今からさかのぼること4世紀以上前、1609年に将軍徳川家康が、私の遠い祖先にあたるマウリッツ公に送った一通の手紙から始まりました。その手紙に書かれていた言葉を御紹介します。

『志を保つふたつの国がその目標に向かうとき、両国の間にどれだけ隔たりがあろうとも両者を遮るものは何ひとつない。オランダ船に対し、国内のあらゆる港への寄港及び停泊を許可する。両国の友好の一層の進展を願う』

4世紀に渡り続く家康の願いは、我々オランダの願いでもあります」

→雅子さま、「皇室外交」でのご活躍ぶりはコチラ

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