
4万8000人が参加したLDH最大規模のオーディション『iCONZ 〜Dreams For Children〜』から誕生した10人組ダンス&ボーカルグループTHE JET BOY BANGERZ(TJBB)。ボーカルの宇原雄飛と、パフォーマーの古嶋滝がバレンタイン企画に初登場!甘酸っぱいバレンタインのエピソードを語ってもらいました。
──印象に残っているバレンタインの思い出は?
宇原:人生で初めてもらったのは小学校1年生のとき。その頃のことは鮮明に覚えています。同じクラスだけど、あまり話したことのない女の子が家に渡しに来てくれたんです。驚いたけど初めてのことでドキドキしました(笑)。学年が上がると、少しずつもらえる数も増えて。母に「絶対にお返しせなあかんぞ」と教えられていたので、スーパーでクッキーとかを買ってホワイトデーに渡していましたね。懐かしいな~。
古嶋:ぼくは小学校高学年の頃に、40個くらいもらいました! それが今のところ人生最大のモテ期。小学生って、明るくて元気で足の速い男子がモテますよね。ぼくはまさにそんな子供だったから(笑)。同じ学年の子や、ダンス教室で一緒だった子たちにもらって、紙袋両手に抱えて家に帰りました。姉が2人いるので、姉たちが作った“余り物”ももらっていたから、2月は毎日のようにチョコレートを食べられてうれしかった!
──もらう時の理想のシュチュエーションは?
宇原:もしいま学生だったら、机の中に入れられていて、朝来たら「なんだろう?」って見つける感じがいいかも!メッセージカードか箱に好きな子の名前が書かれていたら…♡ 下駄箱よりも絶対机の中がいいですね。
古嶋:やっぱり、日常のなかでさりげなく渡して欲しい。「話がある」とか呼び出されるとドキドキしちゃうから(笑)。手作りのチョコレートなんかもうれしいですね。自分のために考えて一生懸命作ってくれたんだなと思うときゅんとします。
──自分からバレンタインにチョコレートを渡すとしたら、どんなシュチュエーションがいい?
宇原:友達とみんなでいるときに、周りにバレないように一瞬のタイミングを見つけて「はい」って渡す。ドキドキしません? そのときうまくタイミングが掴めなければ、後日デートに誘って「あの時渡せなかったけど」っていって差し出す!
古嶋:ぼくはサプライズをするのもされるのも大好きなんですが、バレンタインはシンプルがいいかも。デートして夜ご飯のときにさっと渡すがいいかな。


──女性セブン2月27日号の『バレンタイン特集』では、ファンの方へ贈るとしたらという想定でチョコレートを選んでくれました。
宇原:チョコレートのブランドってGODIVAしか知らなくて…。GODIVAの中で一番パッケージがかわいいと思った「ブーケ ド ゴディバ セレクション(12粒入)」を選びました! ハート型のピンクの箱に、お花をあしらったチョコがたくさんで、コレだ!と。
古嶋:ぼくはリンツのチョコレートが大好きだから「リンドール ギフトボックス シーズナル31個入」を。子供の頃に母に買ってもらって食べて、その美味しさに感動。以来ちょっと特別なときに食べるチョコなので、ファンの方とも一緒に食べたいな。いろいろな味があって楽しめるし、見た目もかわいい!
──お2人の好みのチョコレートは?どんなときに食べる?
宇原:甘いものより、ビターなチョコレートが好きですね。集中したいときやトレーニングの前に食べて、脳と身体のエネルギーにしています。一時期、低糖質のチョコにもハマっていました。肉体作りのためというより、シンプルに味が好き。
古嶋:今日も撮影の前にチーズケーキ食べてきたくらい、ぼくはとにかく甘党なんです!なので、甘~~いホワイトチョコレートが好きです。毎日踊っているからか、甘いもの食べても太らないし、肌荒れもあまりできないので、ついつい間食で毎日チョコを食べちゃいます。
──今日はバレンタインをイメージした私服で登場。ポイントを教えて!
古嶋:バレンタインといったらニットかなって。情熱と愛情の赤がいいでしょ!?
宇原:ぼくはブラウンのニットで、ビターなチョコレートをイメージしました♡

ファーストアルバムは生涯大事な作品になると思う
──ファーストアルバム『JET BOY』はどんな作品?
宇原:デビュー前にレコーディングした曲『RAGING BULL』もそのまま入っていて、ボーカルとしては正直照れくさいなという思いもあります(笑)。いま聴くとまだアップテンポな歌い方に慣れていない印象があるんですよ。それから1年半が経ち、当時とは歌のスタイルが180度変わりました。テンポをしっかり掴めるようになって、ラップもできるように。新しくレコーディングした曲とその当時の曲、印象の違う自分の歌が同じアルバムに入っているのはファーストアルバムならでは。生涯大事な作品になると思っています。
古嶋:このアルバムはいまの等身大のTJBBが詰まっています。デビューして1年半、やっとだなという感じですね。デビュー当時から「もっと楽曲が欲しい、もっといろんな曲を披露したい」っていうハングリーな気持ちが強くて、やっと自分たちの名刺代わりになる作品ができうれしく思っています。3月には初めて単独でショーケースライブも開催するので、いまからみんなで気合いを入れて準備中です!
──10人グループTHE JET BOY BANGERZのなかで、自分の役割はどんなものだと思う?
宇原:センターで歌わせてもらっている限り、みんなのお手本でありたい。自分勝手になってしまうこともあるかもしれないけど、メンバーみんながそれも優しく受けとめてくれて、サポートしてくれる。だからその期待に答えつつ、みんなにもいい影響を与えられるフロントマンでありたいです。
古嶋:ぼくはとにかく元気なんで(笑)、この明るさでみんなの士気を高めたいと思っています。先陣を切って、声を出したり前に出たり、とにかくグループを盛り上げたい。最近はTJBBの起爆剤とかエンジンって呼んでもらえることもあるので、これからもそういう存在でありたいです。






取材・文/安井桃子