オバ記者、きゅうりダイエットで「2か月で11kg減量」を目指す！

週1日、月曜日に何も食べず、火曜から金曜までは健康的な食事＝“良食”を、土曜は“美食”つまり好きなものを食べる――。これを繰り返していくことで、理想的な体を手に入れられるという”月曜断食”。

オバ記者はこのダイエット法を実践し、順調に体重を減らしているが、ここへきて“停滞期”が訪れた。さて、どう乗り越えるのか？　手にしたのはきゅうりだった――。

＊　＊　＊

”月曜断食”を始めて丸3か月で体重は7.8kg減。久しぶりに会う人に、「痩せた～？　顔とか首のあたりがすっきりしたね」と言われ、ブンと胸を張っていた私。だけど先日、よく会う人に「どう、成果は？」と聞かれたの。要は見た目、たいした変化がないってことよ。それもそのはず。実は2週前からまったくの横ばい。体重の変化がないの。

思い当たるのはただひとつ。白米はそう食べたいと思わなくなった代わりに、デザートに手が伸びるんだよ。そして甘いものをほんの少し口にすると、脳がじゅわ～んとしびれる感じがするのは、不快なんだか快感なんだか。前は2～3日に一度、最近では毎日、この感じがたまらなく欲しくなって気がつくとコンビニのスイーツコーナーの前…って私、すごくヤバイ人じゃない？

わが人生、恋愛はあまり向いていなかったせいか、のめり込みそこねたけど、たばこ32年、麻雀20年。逃れようとすればするほど足を取られて、どうにもこうにもならなくなって…。そんな過去があるから“スイーツ依存症”なんて簡単になる。ほんと、しゃれにならないんだって。早いうちに手を打たないとな～と、人には言わないけど、内心思っていたわけ。

きゅうりには脂肪分解酵素「ホスホリパーゼ」が

そんなときに、10才年下の友人が、「きゅうり、いいよ」と言ってきたの。彼女の会社のおデブな営業さんが、みるみる痩せていくので、「どうしたの？」と聞いたら、「食事の前にきゅうりを1本かじっている」って言うんだって。どうやら、その営業さんは『きゅうり食べるだけダイエット』（野崎洋光著、KADOKAWA刊）を読んで実践したらしい。

さっそく本ときゅうりをゲット。本には《脂肪分解酵素「ホスホリパーゼ」が効く》《カリウムでむくみを解消》《低カロリーでたくさん食べられる》って。能書きを読みながら食べると薬といっしょ。効果がグッと増す気がする。

だけど問題はきゅうりの味。安スーパーで買ったせいか、「うまいっ、もう1本！」とはとてもとても。やっぱり東京のスーパーで買うきゅうりはこんなもんだよねと思いつつ先日、JR東日本の『大人の休日倶楽部パス』で仙台へ。