東京の上野動物園(新型コロナウイルスの感染拡大の影響で現在閉園中)で、2021年6月23日に生まれた双子のジャイアントパンダ・シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)、その母・シンシンの近況をレポート! さらに、上野動物園で暮らすリーリーとシャンシャンの近況についてもお届けします。
シンシンの子育ての様子は?
シャオシャオとレイレイ、シンシンは、出入り自由の運動場と室内展示室を行き来して日中を過ごしています。運動場での授乳はまだ見られていませんが、シンシンは採食しながらも子供たちの様子もしっかり見ているそうです。
1本の木でじゃれる双子パンダに癒される
以前はレイレイの方がアクティブに運動場に出て遊んでいましたが、シャオシャオもよく外に出ています。安全のために一部の木にカバーをとりつけたことで、登ることができる木が減ったからなのか、1本の木に2頭で登って仲睦まじく遊んでいることもあるようです。かわいい双子がじゃれあっている姿には癒されますね。
シャオシャオがレイレイの体重を追い越した!
元気にすくすくと成長している双子パンダですが、並ぶ姿はレイレイよりもシャオシャオのほうが心なしか大きいような気が…!? 2月7日の測定では、2頭とも17.05kgでしたが、2月15日にはレイレイは17.40kg、シャオシャオは17.90kgという結果に。レイレイよりも22g軽い、124gで生まれたシャオシャオが、少しだけレイレイを追い越しました!
ちなみにシンシンは、1週間で6.2kg増の130.4kgになったとか。体力勝負の子育てのために、竹・笹類の主食や副食のパンダ団子、にんじん、りんごをたっぷり食べているからなのか、健康状態も問題なく過ごしているそうです。