プロクライマーとして活躍する川端彰子さんに、ボルダリングの必須アイテムをうかがった。
ボルダリングをするとき、どんなウェアを着ればいい?
ボルダリングをするときの服装は、伸び縮みしやすく、腕の動きや足さばきを邪魔しない格好がオススメ。ただし、初心者は腕や足をホールドや壁に擦って傷を作りやすいので、長袖・長ズボンが安心。
川端さんは自身は、サポーターを務めるポーランド発のクライミングウェアブランド「HEART BEAT(ハートビート)」を愛用。
同ブランドは女性クライマーが岩場やクライミングジムでテストを繰り返しながらデザインしているので、機能性やパフォーマンスの高さで世界のクライマーから人気を博しているそう。
「レースでは男女ともに露出が多いほど盛り上がります。『ハートビート』は肌見せウェアが充実していて、特に今季のブラトップは本当にかわいい。クライミング専用のクロスカットパンツもストレッチ感が半端なく、動きやすさ抜群です」
初心者にオススメのシューズは?
ボルダリングを続けたい…という初心者が専用グッズを購入するのなら、まずは上達に欠かせないシューズをどうぞ。
川端さんのイチオシは、アメリカのクライミングシューズブランド「5.10(ファイブ・テン)」の「ローグ VCS(ブイシーエス)ウーマン」(1万3500円)。アッパーに柔らかい革を使っているので、クライミングシューズ独特の窮屈さを感じづらいのだとか。
「つま先がダウンしたシューズのほうがホールド力が高いのですが、履き心地がタイト。本来、クライミングシューズはキツめのものを選ぶのですが、まずは履きやすさを重視したほうが継続につながりやすいと思います。足底がフラットなのも初心者に◎の理由のひとつです」
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川端彰子(かわばた・あきこ)
プロクライマー。東十条のボルダリングジム「アンダーグランド」で働きながら、現役でコンペにも出場。学生時代はユース強化選手で、第7回JOCジュニアオリンピックカップジュニアの部1位を受賞。直近の成績は「Heart Beat Cup(ハートビートカップ)2016」1位、「第12回ボルダリング・ジャパンカップ」18位、「IFSC ボルダリング・ワールドカップ」35位など