健康・医療

【自律神経の名医が考案】朝に1本以上、1日に2本以上バナナを食べる「モーニングバナナダイエット」の効果とやり方とは?

モーニングバナナダイエットのやり方は3種類

「朝にバナナ1本以上食べること」と「1日にバナナを2本以上食べること」がルールのモーニングバナナダイエットですが、2本目を食べるタイミングは決められていません。それは、ライフスタイルやその人の性格によって、続けやすいやり方が違うから。「いくつかやり方を示したほうが、もし忘れたとしても、リカバリーができる可能性があります」と小林さん。小林さんが用意した、モーニングバナナダイエットのやり方は全部で3種類あります。

2本のバナナ
バナナは朝に1本と、1日のどこかでもう1本食べればOK(Ph/photoAC)
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「1つ目は、朝に2本食べる方法です。朝に、『1日2本』を一気にすませてしまおうというわけです。なにも加工をせずに、そのまま2本を食べてもよいですが、おすすめはあとで紹介する『クラッシュバナナ』です。『クラッシュバナナ』は、バナナ2本を使った、簡単に作れる朝食の素です」

朝に「お目覚めバナナ」1本、間食で1本

「モーニングバナナダイエット」の2つ目のやり方は、「朝に1本食べ、間食で1本食べる方法」。朝食をとる前にバナナを食べ、その後、ごはんやパンなどの炭水化物をいつもより減らした朝食をとります。減らす量は、最初は半分ぐらいからはじめ、慣れてから徐々に減らしていきます。

炭水化物を減らすと、日中にお腹がすいてしまいそうですが、「バナナは食べ応えがあり、満腹感を得やすく、適度な甘みで満足度も高くなるため、さほど無理なく炭水化物の量が減らせます」と小林さん。さらに、バナナには食物繊維が含まれているため、先に摂取することで、食後の血糖値の急上昇を防ぐ効果も期待できるそうです。

バナナとライ麦パンとカフェオレ
バナナを朝食に取り入れ、少しずつ炭水化物を減らしていくのがおすすめ(Ph/photoAC)
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「満腹感を覚えるまで、おおよそ20~30分かかりますし、食後血糖値の急上昇を防ぐ効果も、同じぐらい時間を空けることが最も効果があるといわれています。そのため、食事の直前でも構いませんが、可能であるならば、朝起きてからバナナを1本食べて、その後食事などの朝の準備をするなどして20~30分経ってから朝食をとる『お目覚めバナナ』がおすすめです」

朝に1本、バナナファーストで昼か夜に1本

「モーニングバナナダイエット」の3つ目のやり方は、朝食で1本食べ、昼食または夕食にバナナを1本食べる方法。

「こちらはすべて、『バナナファースト』を心掛けてください。それぞれの食事を作る前、昼は働いていて外食をすることが多いという人は、外食先に向かう前にデスクでぱくっと食べるなど、食事との間に時間を空ける工夫をするとより効果的だといえるでしょう」

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