健康・医療

ダイエット効果もアップ!簡単「バナナストレッチ」や腸もみなど医師がすすめる4つの腸活習慣

腸活習慣【2】腸もみ

次に紹介するのは、腸をつかんでダイレクトに刺激を与える「腸もみ」と「腸にきくツボ」。大腸は、下腹部に大きな四角形を描くように位置しています。そのため、カーブしている四隅には便がたまって動きが滞りがちに。

便がたまりやすい腸の四隅を図解
便がたまって腸の動きが滞りがちな四隅(Ph/『お医者さんがすすめるバナナの「朝食化」ダイエット』(アスコム)より)
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「具体的には、左右の肋骨の下と、左右の腰骨のあたりになります。このポイントを強めの力でぎゅっとつかんでもみほぐし、滞りを改善しましょう。ただし排便には副交感神経を高めたほうがいいので、出ないからと焦らないこと。リラックスしながら腸もみを行って、自然な便意を待ちましょう」

詰まりがちな大腸はしっかりつかんでもみほぐし、腸にきくツボはしっかりこぶしで押し込み、ダイレクトに腸を刺激しましょう。

《大腸もみほぐしのやり方》

腸のもみほぐしのやりかた
腸の四隅をゆっくりもみほぐす(Ph/『お医者さんがすすめるバナナの「朝食化」ダイエット』(アスコム)より)
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【1】便がたまりやすい大腸の四隅のポイントを、対角線上の位置でつかみ、ゆっくりもみほぐす。つかむ位置を上下交互に変えて1~2分行う。

《腸にきくツボ「天枢」と「大巨」の押し方》

腸に効くツボ「天枢」と「大巨」を図解
腸に効く「天枢」と「大巨」の位置をチェック(Ph/『お医者さんがすすめるバナナの「朝食化」ダイエット』(アスコム)より)
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【1】おへその真横、左右それぞれ指3本くらい横にあるのが「天枢」、そこから指3本分下が「大巨」。ここをこぶしで押し込むようにする。