腸活習慣【2】腸もみ
次に紹介するのは、腸をつかんでダイレクトに刺激を与える「腸もみ」と「腸にきくツボ」。大腸は、下腹部に大きな四角形を描くように位置しています。そのため、カーブしている四隅には便がたまって動きが滞りがちに。
「具体的には、左右の肋骨の下と、左右の腰骨のあたりになります。このポイントを強めの力でぎゅっとつかんでもみほぐし、滞りを改善しましょう。ただし排便には副交感神経を高めたほうがいいので、出ないからと焦らないこと。リラックスしながら腸もみを行って、自然な便意を待ちましょう」
詰まりがちな大腸はしっかりつかんでもみほぐし、腸にきくツボはしっかりこぶしで押し込み、ダイレクトに腸を刺激しましょう。
《大腸もみほぐしのやり方》
【1】便がたまりやすい大腸の四隅のポイントを、対角線上の位置でつかみ、ゆっくりもみほぐす。つかむ位置を上下交互に変えて1~2分行う。
《腸にきくツボ「天枢」と「大巨」の押し方》
【1】おへその真横、左右それぞれ指3本くらい横にあるのが「天枢」、そこから指3本分下が「大巨」。ここをこぶしで押し込むようにする。