沖縄の人たちに心を寄せられた「かりゆし」姿
翌日の23日、両陛下は「美ら島おきなわ文化祭」の開会式にご出席。陛下は、大会についてお言葉を述べられました。
「本年、本土復帰50周年という年を迎えたこの沖縄の地に、全国各地でさまざまな文化芸術活動に取り組まれている方々を迎え、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭が開催されることは誠に喜ばしいことと思います」
また陛下は「今回、感染症対策に心を配りながら、この大会が介されることは、文化芸術活動に携わる方がへの大きな励みになることと思います。関係者の皆さんが開催のために払われた努力に対し、心から敬意を表します」と述べられました。
午後は、「かりゆし」に着替えられた両陛下は市立体育館を訪れ、11月に行われる「沖縄音楽フェスティバル」に向けた三線(さんしん)の練習風景をご視察。おきなわ工芸の杜(豊見城市)では、障害のある人とない人が一緒に大型絵画を制作するワークショップを視察されました。
25年ぶりの沖縄訪問では、沖縄の各所で多くの人と交流された両陛下。上皇ご夫妻から続く、平和への思いは、天皇皇后両陛下へ受け継がれています。
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