ご旅行先でのご一家の笑顔
また、思い出や日々の会話について問われると、旅行の思い出について述べられました。
「どの旅行も非常に思い出深いものでございますけれども、静岡県の下田市にある須崎御用邸に行き、海で泳いでいる時に、綺麗なお魚の群れを発見して皆で観賞しましたり、また、須崎はほとんど波のない穏やかな海でございますけれども、サーフボードを浮かべて、そこに3人で座る挑戦をして、見事全員で落下した思い出など、お話しし始めると日が暮れてしまうかもしれません。日頃から、家族では、その日にあった出来事などいろいろな話をいたします」
これまでのご旅行の際には、何度も素敵な笑顔を見せられたご一家。
約4年ぶりとなる昨年のご静養で、栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された際には、ご散策中、天皇陛下が指された桜を見ようとした雅子さまが顔を寄せ、陛下と頭がぶつかるハプニングがありました。このとき、雅子さまが「ごっつんこ」とおっしゃり、愛子さまと共に笑顔を見せられました。
2019年8月のご静養の際にも、栃木県の那須塩原駅で出迎えた市民との交流中に、天皇陛下がポケットからハンカチを取り出して「ハンカチ王子」とつぶやき、雅子さまと愛子さま、そして周りを笑わせたというエピソードもあります。