健康・医療

歯ぎしり・食いしばりを放置すると体の不調につながる可能性も 予防・対処法を薬剤師が解説

歯ぎしり・食いしばり対策に役立つ漢方薬

歯ぎしり・食いしばりの原因のひとつであるストレスへアプローチする漢方薬も、歯ぎしりによる不調への対策として用いられます。

漢方茶
歯ぎしり・食いしばりの原因の1つである、ストレスへアプローチする漢方薬を紹介
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「あんしん漢方」(https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp)では「自律神経のバランスを整えて、緊張した神経を落ちつかせる」「血流をよくして自律神経を整える」「睡眠の質を上げ、無意識の歯ぎしり・食いしばりを改善する」といった作用がある漢方薬を処方しています。

おすすめの漢方薬

・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

精神を安定させることで自律神経を整え、不安や不眠、イライラを抑えます。体力があまりなくて疲れやすく、神経過敏で眠れない人に用いる漢方薬です。

→桂枝加竜骨牡蛎湯について詳しく知る

・抑肝散(よくかんさん)

血行をよくして精神をコントロールしている「肝(かん)」の高ぶりを抑えることで、神経症や不眠症、ストレスが原因の歯ぎしりや食いしばりに働きかけます。虚弱体質な人に用いる漢方薬です。

→抑肝散について詳しく知る

漢方薬を始める際の注意点

漢方薬は食事の工夫などでは不調が改善しなかった人でも、効果を感じる場合が多くあります。

ただし、漢方薬はその人の体質に合っていないと、よい効果が見込めないだけでなく、副作用が起こることもあります。自分に合う漢方薬を見つけるために、服用の際は漢方に詳しい医師や薬剤師に相談するのが安心です。

◆教えてくれた人:薬剤師・山形ゆかりさん

白衣の女性
薬剤師の山形ゆかりさん
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やまがた・ゆかり。薬剤師、薬膳アドバイザー、フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ。牛角・吉野家ほか薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信する「Medical Health -メディヘル-youtubeチャンネル」(@medicalhealth–7900)で簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」(https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/)でも薬剤師としてサポートを行う。

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