「砂糖抜き生活」を続けて3か月
それがなんで今回、こんなに慌てているかというと食生活よ。いつの頃からか、甘いものが止まらなくなっていたの。電子レンジで毎日、プリンを作っていたときは一日、2個食べたあと、シャリシャリとクッキーを数枚。夜寝る前にみたらし団子を食べるのが習慣になっていたこともある。ケーキも食べるには食べるけれど、それよりもどら焼きとか羊羹派。「ケーキよりカロリー摂取量が少ない」なんて、朝、昼、晩、何かしらの甘味を口の中に放り込んでいたら、何の意味もないって。
こんな生活を続けていていいわけがないって。で、どうしたか。砂糖抜き生活を始めたのよ。今日でもう3週間になる。甘味は自家製の甘酒とヨーグルトにはちみつを少々たらすけれど、この間、スイーツは頂き物のレーズンウィッチを2個だけ。
ネット情報によると、砂糖抜きの生活にするコツはひとつ。ちゃんとご飯を食べることなんだって。ご飯で満足すると甘いものを食べたくなくなるっていうの。
ほんと? と半信半疑で始めて1週間。1日2回、どんぶり飯を食べたら、あら不思議。本当に甘いものを食べたいという欲求がすーっと消えたのよ。それで少しずつご飯の量を普通に戻したら1週間で1kg、2週間で2kg減!
GW明けの検査まで“黒い影”を小さくしたい
膵臓のMRI検査は5月のGW明けで、検査結果はその10日後に出る。のう胞が大きくなるとがんになりやすくなるというから、検査までにあの黒い影を1mmでも小さくしたいんだよね。
それにしても“砂糖断ち”の効果かしら。先日の朝は気持ちよく早く目が覚めたので、原チャで銭湯の朝風呂へ。ありがたいことに千代田区は(新宿区も)前期高齢者になると年間、48枚の無料入浴券を配布してくれるのよ。
それから文京区の六義園へGO! 風呂上がりに飲もうとコーヒーを淹れてきたので、それを緑の中で飲むべえという算段だ。
この公園は幼なじみのF子としょっちゅう歩いたんだよね。ここだけじゃない。植物と小鳥に詳しい彼女にレクチャーを受けながら都内のいろんな公園を歩いたっけ。彼女が膵臓がんであっけなく亡くなって1年半。私は彼女の分も長生きしなくちゃね。
◆ライター・オバ記者(野原広子)
1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。
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