健康・医療

「肩こりがラクに」「集中力UP」パソコン作業中にできる“10秒ほぐしのアクション”3つをプロトレーナーが伝授!

パワースポット2:「ヒジの内側プレス」

「ヒジの内側プレス」のやり方(『朝起きてすぐに動きたくなる体』より)
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ヒジの内側にある浅いくぼみ。上腕と前腕の移行部。この部位を正しくは「肘窩(ちゅうか)」といいますが、そこにある「腱(けん)」を反対側の手でつかみ、親指で圧をかけるメソッドです。

肘窩は、腕の前にある上腕二頭筋、いわゆる「力こぶ」の筋肉の端っこがくっついています。そして、この上腕二頭筋のもう一方の端っこは、体の前面にある「烏口突起(うこうとっき)」にくっついています。

そして、この「烏口突起」とは、じつは肩甲骨の一部。なので、ここを押すことで、遠く離れた肩甲骨をゆるめることに一役買ってくれるのです。そして腕も肩も首もラクになる、という流れです。

ヒジを45度くらいに曲げたとき、くぼみの内側にピンと硬く張った「腱」が現れます。これが力こぶの端っこです。やり方は「この腱を押すだけ」。10秒間、グッグッと気持ちよく押しほぐします。左右逆側も同じように行ってください。

パワースポット3:「小胸筋プレス」

「小胸筋プレス」のやり方(『朝起きてすぐに動きたくなる体』より)
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これは「小胸筋」を押すメソッドです。聞き慣れない筋肉の名前かもしれませんが、鎖骨の下に斜めに位置する筋肉です。

多くの人が、硬くなっている筋肉です。巻き肩や猫背、肩こり、首こりの原因となっているため、うまくほぐしてあげたいポイントです。

場所を詳しくご説明しますね。「鎖骨」とはそもそも体幹と肩甲骨をつないでいるS字状の骨を指しますが、その下のエリアこそが体のパワースポットです。左右逆の腕でにぎりこぶしをつくり、ゆっくりと圧をかけてみてください。2~3本の指(どの指でもよい)を使ってもよいです。

同じように左右両方で10秒間、ギュッギュッと気持ちよく押しほぐします。

◆教えてくれたのは:体の声の翻訳家、コンディショニングトレーナー、柔道整復師・庄島義博さん

庄島義博さん
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1978年、福岡県生まれ。五感を使った身体調整メソッド『BODY PREPARATION(ボディプリパレーション)』を開発・提唱し、アスリートのパフォーマンスをアップ、不調のある方々を改善へと導く。著名な歌手やトップアスリートからの信頼も厚く、サポートした人数はのべ3万人を超える。同メソッドは小学校、高等学校でカリキュラム化され、児童・学生の心身教育にも力を注ぐ。全国各地で後進育成のためのスクールや講演会も開催。海外からの指導要請も多い。また、「人生を健康で豊かにするための選択肢を増やす」をモットーに、健康関連商品の開発・監修やテレビショッピング出演等、多彩な活動を行う。

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