稀代の歌姫が1月17日、66才の誕生日を迎えた。1980年に芸能界を引退し、近年はキルト作家として活動している三浦百恵さんだ。夫の三浦友和(72才)は今年に入り、インスタグラムを開設。芸能一家としても知られる三浦家の“プライベート情報”が発信されるか気になるところだが、その家族の中で、年々存在感を増しているのが、長男でシンガーソングライターの三浦祐太朗(40才)だろう。
祐太朗はバンド「Peaky SALT」のボーカル「ユウ」として、2008年にメジャーデビューした。
「当初、祐太朗さんは本名を伏せて活動していました。デビューからしばらく経って、両親の存在が報じられてしまうのですが、その後も、彼が両親について語ることはありませんでした。バンドはメンバー間の方向性の違いにより、残念ながら2010年に活動を休止しています」(レコード会社関係者)
転機は2017年
翌2011年から祐太朗はソロ活動を開始。俳優として舞台に立ったこともあったが、あくまで主戦場は“歌”。全国各地のショッピングモールなどで無料のミニライブを行うなど、地道に活動を続けていた。その間も、祐太朗が両親について積極的に語ることはなかった。あくまで「自分の歌で勝負したい」という思いがあったのだろう。
転機が訪れたのは2017年。アーティスト活動10周年を記念してリリースしたカバーアルバムに、百恵さんの曲が含まれていたのだ。
「百恵さんが歌った名曲、『さよならの向こう側』や『プレイバックPart2』などが収録されていました。百恵さんファンとして嬉しいカバーアルバムで、オリコンでもランキング入り。その年の『日本レコード大賞』で企画賞を受賞しました。
祐太朗さんが世間に“歌姫・百恵さんの長男”として広く認知される出来事でしたが、同時に、“親の七光り”などの批判的な声も聞こえるようになりました」(前出・レコード会社関係者)