料理・レシピ

プロが教える「野菜と果物の正しい洗い方」 ごぼうをゴシゴシ洗うのはNG、にんじんは皮はむかなくていい、ぶどうは房から外してやさしく洗う

流水で洗っても汚れは落ちない

洗い方での注意点はほかにもある。ブロッコリーを洗う際に表面だけを水で流しているだけの人はいないだろうか。

「ブロッコリーはつぼみのところに汚れが入り込んでいるので、水をたっぷりためたボウルに逆さにして入れて、しっかり揺らして汚れを落としてください」(望月さん)

ブロッコリー
ブロッコリーは水をたっぷりためたボウルに逆さにして入れ、しっかり揺らして汚れを落とす(写真/PIXTA)
写真7枚

福島さんは、「切ってから洗ってもいい」と言う。

「断面から栄養素が流出するとは言いましたが、ブロッコリーのつぼみには小さな虫がついていることも多いので、汚れをしっかり落とすことを優先して。一口大に切ってから、水をためたボウルで洗うといいでしょう」

野菜だけではない。

「いちごは流水で直接水にあててしまうと傷ついてしまうので、ためた水でやさしく洗って。特にへたの下のところはゴミが入りやすいので丁寧に。ぶどうも枝をつけたまま房から外してやさしく洗った方が汚れがきちんと落ちます。へたからとってしまうと栄養素が流れ出るので、もぎとるのではなく枝を残して房から切り取るのがいい」(福島さん)

ぶどう
ぶどうはもぎとるのではなく枝を残して房から切り取る(写真/PIXTA)
写真7枚

いちごやトマトも、へたをとってから洗うと栄養素が流れ出て水っぽくなってしまうので、洗ってからへたをとろう。

※女性セブン2025年2月20・27日号

関連キーワード