健康・医療

《気軽にできて続けやすい》「むくみ解消」「たるみ改善」「シミ・しわ改善」の23の効果的なテクニックを“美のプロ”4人が解説

入浴後、1分以内にスキンケア(写真/Getty Images)
入浴後、1分以内にスキンケアでたるみ改善(写真/Getty Images)
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40代以降の女性は、家事、育児、仕事、介護と多忙で、自分のことはいつも後回し。増えるシミ、しわ、むくみ、あらがえないたるみが気になっても、美容にかける時間はない。そこで、1日1分、1回、1杯など、気軽にできて続けやすいうえ、即効性の高い美容術を4人の専門家に教えてもらった。美容は1日にしてならずだが、“1”を日々積み重ねていけば、きっと何かが変わるはず。新生活が始まるこの季節、早速今日から試してみては?

この“1”でむくみ改善!気軽にできるテクニック8選

むくみ改善テクニック【1】小豆茶を1日1杯飲む

「小豆には、利尿作用の高い成分のカリウムやサポニンが含まれるため、お茶にして1日1杯飲むと◎」と内科医の石原新菜さん(以下同)。

・小豆茶の作り方

(1)フライパンで小豆が濃い茶色になるまで炒る。

(2)(1)を鍋に移し、小豆の約10倍の量の水を入れ、20~30分煮詰める。

むくみ改善テクニック【2】フラミンゴ体操を1分×3セット

フラミンゴ体操を1分×3セット
フラミンゴ体操を1分×3セット(イラスト/ico.)
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「片手を壁について片脚を上げ、1分キープ。これを1日3セットずつ左右の脚で行うと、約50分のウオーキングと同じ負荷がかかり、血流がアップ。認知症の予防効果も」

むくみ改善テクニック【3】しょうが紅茶を1杯飲む

「利尿作用がある紅茶に、体を温めるしょうがを入れて1日1杯飲むと、むくみ改善が期待できます」

《作り方》

すりおろしたしょうがを薄くのばしてラップで包み、切れ目を入れて冷凍保存すると、使いたい分だけ割って使える。解凍して紅茶に混ぜて飲む。

すりおろしたしょうがを薄くのばしてラップで包み、切れ目を入れて冷凍保存
すりおろしたしょうがを薄くのばしてラップで包み、切れ目を入れて冷凍保存(イラスト/ico.)
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むくみ改善テクニック【4】えごま油、アマニ油などオメガ3系の油を小さじ1杯摂る

血流不全になると、血管内の水分が毛細血管外に染みだして体内に水分をためる。それがむくみの原因に。

「血流をよくしてむくみを改善するには、えごま油、アマニ油などのオメガ3系の油を毎食小さじ1杯摂るのが効果的」。

サラダや納豆にかけるとおいしい。

むくみ改善テクニック【5】1年中、腹巻きをつける

腎臓の働きが低下すると、むくみの一因に。

「夏でも薄い綿やシルクの腹巻きをつけておくと、内臓が温まって腎臓の血流が改善。むくみに効果的」。

むくみ改善テクニック【6】1日に1回は汗をかく

「余分な水分や老廃物は汗と一緒に排出されるので、1日1回は汗をかく行動を。ウオーキングや40℃の湯に肩まで入浴するのがおすすめ」

1日1回は汗をかく行動を
1日1回は汗をかく行動を(写真/Getty Images)
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むくみ改善テクニック【7】起床後、蒸しタオルを1分、顔にのせる

起床直後に顔がむくむ人は蒸しタオルで1分、顔を温めて。

「蒸しタオルは、濡らして絞ったタオルを電子レンジ(600W)で約30秒チンすれば簡単にできます」。

濡らして絞ったタオルを電子レンジで約30秒チンしたら蒸しタオルが完成
濡らして絞ったタオルを電子レンジで約30秒チンしたら蒸しタオルが完成(イラスト/ico.)
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むくみ改善テクニック【8】夜、手足ブラブラ体操を1分

「重力で血液やリンパ液が末端にたまるため、夜は手足がむくみます。重力に逆らうように仰向けに寝て、手足を上に伸ばし、ブラブラ1分動かして」

手足ブラブラ体操を
手足ブラブラ体操を(イラスト/ico.)
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