見た目や食感がほぼ白米の『白米好きのためのもち麦』 独自の切断方法でぷちっとした麦ならではの食感を解消 食物繊維量は白米の6.6 倍、白米に混ぜて使えば節約も

米不足による米の価格高騰が続くなか、穀物のリーディングカンパニー「はくばく」が発売する、見た目や食感がほぼ白米の『白米好きのためのもち麦』が好評。売り上げは昨年比131%にもなる。もち麦には多くの種類があるが、本商品の食物繊維量は白米の6.6 倍を誇る。
「食物繊維には腸内細菌(善玉菌)の“エサ”となる『水溶性』と、便のカサを増して腸のぜん動運動を活発にする『不溶性』があります。『白米好きのためのもち麦』には、この2つが100gあたり計11.8gと豊富に含まれます」(同社市場戦略本部の手塚俊彦さん・以下同)

日本人女性が1日に摂取したい食物繊維量は18g以上(※厚生労働省「日本人の食事摂取基準・2025年版」)。ところが昨今は、食物繊維が豊富な主食の摂取量を減らす人が多く、平均摂取量は14.7g(※厚生労働省「平成30年国民健康・栄養調査」)と、3.3g不足しているのが実情だ。そこで本商品を白米に混ぜて炊くと、ご飯1杯(※茶碗1杯150g換算。白米1合に対して、もち麦50gを配合した場合)で2gの食物繊維が補える。

「しかも、もち麦は腸内細菌によって発酵しやすい発酵性食物繊維が豊富です。それらをエネルギーにする腸内細菌が代謝・分解される過程で、酢酸、プロピオン酸、酪酸など腸内環境を整える『短鎖脂肪酸』を作り出します」

短鎖脂肪酸には、腸内環境の改善や脂肪蓄積の抑制、免疫機能の調整などの効果が。さらに最新の研究では、満腹感の持続や腸内細菌の多様性が増すなど、新たな健康機能のエビデンスも報告されている(※Slavin,J.:Nutrients,5:1417-1435(2013).に基づいた研究による)。

そんな腸活に有益なもち麦だが、一方でぷちっとした独特の食感や、麦ならではの黒い線「黒条線」に抵抗感があるという声も。そこで同社は、独自の切断方法により、それらを解消する策を編み出した。

「麦の黒条線に沿って半分に切断し、0.01mm単位で削りを調整します。通常のもち麦の5倍以上の加工時間をかけて磨き上げると、見た目も食感も白米のような、白いもち麦になるのです」
もち麦はお財布にもやさしい。

「もち麦は保水性が高く、炊飯すると米より大きく膨らみます。米は150gで1合が目安ですが、もち麦はその3分の2の100gが1合相当。米価を考えると、もち麦を混ぜた方が節約になります」

高い保水力のおかげで、もちもちとして冷めてもおいしく、弁当やおにぎりにも最適。もち麦はもちろんのこと、雑穀や発芽玄米を取り入れるのも、お財布やお腹にもやさしい。毎日の食生活に加えてはどうだろう。


【商品DATA】
『白米好きのためのもち麦』486円
内容量/300g(50g×6)。国産のもち麦を使用。
炊き方/洗った米2合と水をセットしたら、本品2袋と水200mlを加え、軽くかき混ぜて炊飯。これで3合の3割麦ご飯が完成する。水洗いや吸水時間は不要。
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取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2025年5月8・15日号