料理・レシピ

《家庭でも時短でふるさとの味》きりたんぽやチキン南蛮など『ZIP!』出演の池田航が教えるソウルフードレシピ6つ

【高知県】「かつおのたたきでボーノ」のレシピ

ゴロゴロのかつおからは旨みもたっぷり。旬の初がつおをぜいたくにヘルシーかつ食べ応えも。

「かつおのたたきでボーノ」
「かつおのたたきでボーノ」
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《作り方》(1人分)

【1】にんにく1片、玉ねぎ1/4個は薄切りに、青じそ3枚はせん切りにする。かつおのたたき5切れは大きめの角切りにする。

【2】大きめのフライパンにオリーブオイル大さじ2を弱火で熱し、にんにくを入れて香りが立ったら、玉ねぎを加えて中火にし、しんなりとするまで炒める。

【3】【2】にミニトマト4個、水1と1/4カップ弱(230ml)、顆粒コンソメ小さじ1、塩・こしょう各適量を加えて混ぜる。煮立ったらスパゲッティ90gを入れ、麺が浸るように混ぜて蓋をし、表記の時間通り煮る。

【4】【3】に、【1】のかつおを加えて強火にし、水分を飛ばす。オリーブオイル・塩各少量を加えて味を調えたら器に盛り、【1】の青じそをのせる。

ほほに指を当てる男性
おいしくて栄養価も高い!
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Point

・味が絡むワンパンレシピはラクチンでおいしい!

パスタを煮ている
ワンパンパスタは水分を飛ばすよう強火で
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「スープで麺を煮込む“ワンパンパスタ”は、イタリア料理のリゾッタータという調理法。水分を飛ばすよう強火で仕上げるのがポイントです」

【宮崎県】「鶏胸フワフワチキン南蛮」のレシピ

卵液をくぐらせた揚げ焼きチキンが柔らかジューシー。宮崎の調理法で食べるご当地グルメの王道。

「鶏胸フワフワチキン南蛮」
「鶏胸フワフワチキン南蛮」
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《作り方》(2人分)

【1】鶏胸肉1枚(250g)は両面にフォークで穴をあけ、酒大さじ1、塩・こしょう各適量をもみ込む。ブロッコリー3房は3〜4cm角に切る。

【2】耐熱容器に割りほぐした卵1個、ブロッコリー、ホールコーン(缶詰)大さじ1、酢小さじ2を入れ、ふんわりラップをして2分加熱する。粗熱が取れたら、マヨネーズ・ケチャップ各大さじ1、塩・こしょう各適量を加えてよく混ぜる。

【3】【1】の鶏胸肉に小麦粉大さじ2をまぶし、溶き卵1個分にくぐらせる。

【4】サラダ油大さじ4を中火で熱し、【3】を裏表2分ずつ、パチパチと音がするまで揚げ焼きにし、皿に盛る。ポン酢大さじ1、砂糖小さじ1を混ぜ合わせてかけ、【2】をのせる。乾燥パセリ少量を振る。

Point

・柔らか食感を作るためフォークで下処理を

鶏肉にフォークを刺している
鶏胸肉の下処理はフォークで刺して繊維を断つ
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「硬くなりがちな鶏胸肉はフォークで刺し、繊維を断つことで柔らかい仕上がりに。表面積が増えるので下味もしみやすくなりますよ」

料理の仕上げをする男性
心をこめて作りました
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全国各地を巡り大好きな料理で人と繋がるのはやっぱり楽しい!


「『旅するエプロン』を担当するようになって3年目。日本全国を巡って3周目の今でも、まだまだ知らない食材や調理法があって、料理人時代より刺激を受けています。やっぱり料理って、技術だけあればいいわけじゃない。相手を知る力、人間力も重要だと思います。これからもたくさんの人と会って、話をして、料理して。心からおいしいって思ってもらいたいですね」

利尻昆布の横に寝る男性
北海道の利尻昆布はでっかいどう!(写真/本人提供)
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エプロン姿の男性
「記念すべき第1回は静岡県西伊豆町(2023年4月)。エプロン姿も初々しいですね(笑い)」(写真/本人提供)
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フライパンの中をみせる男性
「京都では京なすを輪切りにして、京みそを入れた麻婆なすステーキを作りました(2023年7月)。ぼくのInstagramにはレシピも載せているのでぜひチェックしてみてください!」(写真/本人提供)
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◆池田航

1995年生まれ。『グランメゾン東京』(TBS系)などに出演。フランス料理店などでの修業経験をもつ。現在は『ZIP!』(日本テレビ系)内『旅するエプロン 30秒のごちそう』を担当。

撮影/玉井幹郎 衣装スタイリング/加古昌毅 ヘアメイク/光倉カオル 調理補助・フードスタイリング/大林久利子 取材・文/辻本幸路

※女性セブン2025年6月5・12日号

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