料理・レシピ

《夏野菜ひとつ×たんぱく質食材の主菜レシピ7つ》スパイス&ハーブでトマトやパプリカ、なす、ゴーヤーが華やかおかずに

「トマトのガパオ風」のレシピ

クミンを入れてスパイシーに仕上げたひき肉を、トマトにたっぷりかけて。バジルの清涼感で食欲もUP。

「トマトのガパオ風」
「トマトのガパオ風」
写真14枚

【トマトの栄養】抗酸化作用があるリコピンやビタミンC、β-カロテンも多い。

《材料》(2人分)

トマト…2個 合いびき肉…100g 長ねぎ…50g(1/4本程度) にんにく…1/2片 クミンシード…小さじ1/2 砂糖…小さじ1/4 ナムプラー…小さじ1 バジルの葉…7〜8枚 塩…ひとつまみ ごま油…大さじ1

《作り方》

【1】長ねぎ、にんにくはみじん切りにする。

【2】フライパンにごま油の半量とクミンシードを入れ、弱めの中火にかける。香りが立ってきたらひき肉と【1】を入れて炒め、肉の色が変わったら砂糖、ナムプラーを加えて炒める。火を止め、バジルの葉をちぎって加え、全体を混ぜる。

【3】トマトはヘタを取り、横に輪切りにする。器に盛り、塩をふって残りのごま油をまわしかける。【2】をのせ、好みでバジルの葉(分量外)を散らす。

《スパイス&ハーブ》

・クミンシード

セリ科のハーブの種子で、カレーの香りの主役。エキゾチックな風味は肉料理や揚げ物にも。

「パプリカとゆで卵のサラダ」のレシピ

サイズ違いのパプリカの食感、甘みを楽しんで。ソースはグリルした肉や魚料理にも合います。

「パプリカとゆで卵のサラダ」
「パプリカとゆで卵のサラダ」
写真14枚

【パプリカの栄養】ビタミンC含有量は野菜の中でもトップクラス。肉厚なため、加熱しても失われにくい。

《材料》(2人分)

パプリカ…2個(好みの色で) ゆで卵…3個

【A】(パプリカソースの材料)
マヨネーズ…20g ディジョンマスタード…小さじ1 ワインビネガー(赤または白どちらでも)…小さじ2 砂糖…小さじ2/3 塩…小さじ1/3 パプリカパウダー…小さじ1/2 オリーブオイル…大さじ3

《作り方》

【1】パプリカは種とわたを取り、1/3量は粗みじん切りにする。残りは小さめの乱切りにする。

【2】ゆで卵は殻をむき、横半分に切る。

【3】【A】をボウルに入れてよく混ぜ、粗みじん切りにしたパプリカを加えて混ぜ合わせ、ソースを作る。

【4】器に乱切りにしたパプリカとゆで卵を盛りつけ、【3】をかける。

《スパイス&ハーブ》

・パプリカパウダー

完熟したパプリカを粉末状にしたもので、辛さはない。自然な甘さと彩りを加えたいときに。

「なすと豚肉のさっぱり炒め」のレシピ

しょうゆ味とミントの清涼感ある風味がよく合います。スパイスとハーブで豚肉もさっぱり食べられます。

「なすと豚肉のさっぱり炒め」
「なすと豚肉のさっぱり炒め」
写真14枚

【なすの栄養】夏なすは皮が厚く、身が詰まっている。強い抗酸化作用のあるナスニン(アントシアニンの一種)も豊富で老化防止効果も高い。

《材料》(2人分)

なす…2本 豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用)…150g 塩…ひとつまみ ごま油…大さじ2

【A】
にんにく…1/2片分(みじん切り) キャラウェイシード…小さじ1/2 塩…ひとつまみ

白ワインビネガー…大さじ1/2 しょうゆ…大さじ1 粗びき黒こしょう…少量 ミントの葉…好みの量

《作り方》

【1】なすはヘタを落とし、皮ごと乱切りにする。塩を全体にまぶし、水に3分ほどつけてアク抜きをする。水気をよくきり、ごま油を全体にからめる。

【2】豚バラ肉は3〜4cm長さに切る。

【3】フライパンを強めの中火で熱し、【1】と【A】を入れて炒める。全体がツヤッとして油が回ったら【2】を加えてさっと炒め、ふたをして蒸し焼きにする。

【4】火が通ったら、白ワインビネガーとしょうゆを加えてさっと炒め、粗びき黒こしょうをふって混ぜ合わせる。器に盛り、ミントの葉を添える。

《スパイス&ハーブ》

・キャラウェイシード

ザワークラウトの定番スパイス。セリ科のハーブの種子で、ほんのり甘くてほろ苦い。パウンドケーキなどにも使われる。

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