9月にファースト写真集の発売を控える、演歌歌手の真田ナオキ。写真集のテーマは「真田ナオキが彼氏だったら」。高級ホテルのスイートルームなどを舞台に、歌手のステージとは別人のような妖艶で衝撃的な姿が切り取られている。ホテルの部屋やレストランでは、“オトナの関係”を匂わせるロマンティックなシーンも。煽情的な表情を浮かべ、真田の色気がダダ漏れしている。真田自身が、撮影シーンを振り返る。
「以前、『本気(マジ)で惚れた』（2021年）をテーマにしたオリジナル動画（JOYSOUND）で演技に挑戦したことがあるんです。女優さんが出てくださって、ふたりの切ない恋模様を演じました。その時に監督さんから、いちばんいい表情は自然体の瞬間だと教えていただいたんです。演じるのではなく、“素の自分がそう思ってる”と心から感じてその場にいられたら、いい表情になっていますよ、って。
その教えを胸に刻んで、今回も素の真田ナオキを引き出せるように心がけていました。色っぽい表情をしようと感情を作るのではなく、“彼氏”としてのリアルな感情で女性と向き合う姿を撮っていただきました」
本気で“彼氏”になりきることで、自然と色っぽい表情が引き出されたと語る。とはいえ、撮影中には苦労もあったようで――。
「色気って普段は秘めているもの。ふとした瞬間に漏れ出すもの、見えてしまうものだから、狙って出そうとしても思うようにいかないですよね。感動と同じで、感じてもらうものなので。見てくださる方それぞれに琴線に触れるポイントがあるでしょうし、“演じようとしたら大変なことだぞ”と、やってみて身に沁みました（苦笑い）。
そんな試行錯誤もあって、意識して出そうとするよりもすべて流れに身を任せようかなって。ありのままの自分でぶつかってみようと、自然体でいることをより大事にしました」
