ライフ

《日本人の8割はセックスに満足していない》世界シェアNo.1コンドームブランド「デュレックス」の衝撃データを公開する

日本は最下位だった
写真4枚

また、「性について知りたいこと」という問いには、意外な答えが。

「世界で最も票が集まった選択肢は『デリケートゾーンの衛生』に対してだったのですが、日本人は『快感のあるセックスをする方法』が第1位でした」(同担当者)

日本人は、相手のことより自分が気持ちよくなることを重視する「ひとりよがりなセックス」をしていることが満足度の低下を招いているのかもしれない。

こうした日本人のセックスに関する課題に対し、デュレックス社は「パートナー間のオープンなコミュニケーションの促進」や、正しい性知識の普及を目指す「性教育の推進」に取り組んでいる。

その一環として、性病の蔓延(まんえん)防止に取り組む団体「性病相談ラボ」と共催で、6月27日と28日、7月4日と5日いずれも17時から22時まで、東京・渋谷区道玄坂のラブホテル街でイベントを行うという。

世界一のシェアを誇る
写真4枚

2週にわたって道玄坂のラブホテルや飲食店、アダルトショップなどでデュレックスコンドームの無料配布を実施。“セイシくん”のコスプレをした複数のキャンペーンボーイが街を巡回し、運よく出会えた人には潤滑ゼリーもプレゼントするそうだ。

「ラブホテルの利用者が多い週末に『性病検査』の重要性も訴え、老若男女に安全で豊かな性生活を送ってもらうことが狙いです」

こう話すのは、「性病相談ラボ」の山北幸三氏。

「私は40代ですが、幼少期から思春期にかけてエイズが“謎の性病”としてアメリカで最初に報告され、海外の有名アスリートや芸術家、ロックスターなどが感染を次々に公表。命を落とす方が現れると、日本でもちょっとしたパニック状態になりました。だからHIVをはじめとする性病に強い恐怖感を持っているのですが、若い人たちはそれほど性病を恐れていないように感じます。そこで、このイベントを企画したのです」(山北氏)

この週末、パートナーを誘って道玄坂に出向き、セックスや性病について話し合うきっかけにすると、互いの満足度がアップするかもしれない。

《※1》2023年1月-12月ニールセン市場データ 36か国のコンドームブランドの売上と市場シェアの集計結果(販売金額)に基づく

《※2》デュレックス社調べ 2024年 グローバルセックスサーベイ 34カ国対象 セックスアクティブユーザーn=20,610 それぞれの質問において「とてもそう思う」「そう思う」と答えた人の割合

《※3》デュレックス社調べ 2024年 グローバルセックスサーベイ セックスアクティブユーザーn=217 充実した性生活を送ることの利点についてそれぞれ回答した人の割合

《※4》デュレックス調べ 2024年 グローバルセックスサーベイ セックスアクティブユーザーn=217 セックスについての情報源のうち、最も役に立つものと役に立たないものについてそれぞれ回答した人の割合