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八方ふさがりの中居正広、“記者会見”という最終手段も視野に入るほど追い詰められた状況 恋人や兄家族など周囲への負担も大きくなるばかり  

ひとりで仕切った独立会見

追い詰められて疲弊しているのは、中居だけではない。彼の家族、そして15年もの間、そばで支えてきたダンサー恋人の負担も大きい。家に引きこもっている中居のサポートに終わりが見えないことにも、不安を感じているのだろう。

「引退発表直後は片時も目を離せない状況が24時間続いていました。現在は、その状態は脱しているものの、衆目のある場所には当然出て行けず、周囲のサポートがなければ何もできない。そうした状況が長引けば長引くほど、周囲の負担になっていくのは明白です」(前出・中居の知人)

中居は3兄弟の末っ子だ。長兄は、『NEWSポストセブン』(4月14日配信)の取材に対して「俺は何もわからないけど、やっぱりどうしても兄として、あれが本当にあったことだとは思えなくて」と複雑な胸中を明かしていた。

一方の恋人は、「中居さんの自宅から仕事場に通っていて、ほぼ同棲状態で寄り添い続けています。ただ、彼女も年齢を重ねており、未来が見えない状態に不安を抱えている」(前出・中居の知人)という声も聞こえてくる。

中居のサポートを続ける15年来の恋人(2025年6月)
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「現状の中居さんは八方ふさがり。第三者委に抵抗したのは、当事者である自分の主張が報告書にほとんど入れ込まれず、事実上反論の機会が与えられなかったことにある。

どのような手段を用いても、自分の思いが伝わらないもどかしさを感じています。もちろんA子さんのことは傷つけたくないし、フジとも対立したくないという思いがありますが、やはりひとりの人間としての社会的信用は回復したい。性暴力者の烙印を押されたまま生きていくのは耐えられないのでしょう」(前出・芸能関係者)

第三者委へ反論文書を出しても、進展は見られず不信感が増すばかりだという中居。もはや、汚名を返上するために残された選択肢は、ほとんどない。絶望的な状況にある中居にとって最終手段といわれるのが、「会見」だ。

「中居さんが2020年に旧ジャニーズ事務所からの独立会見で見せた進行と気配り。そしてこれまでのMCとしてのキャリアを考えれば、会見で自分の思いを伝えられる、という自負があってもおかしくありません」(前出・芸能関係者)

中居は独立会見の際、会見をひとりで仕切り、すべての質問に真正面から答えるという異例の形を取った。

「当時、踏み込んだ質問に対してもNGを出さない中居さんの姿勢を礼賛するメディアも多かった。中居さんにとってはその際の成功体験が強烈にある。

もちろん今回はそのときとは事情がまったく異なります。性トラブルの中身には踏み込めないし、A子さんへの二次被害を防ぐという配慮も必要です。会見が失敗に終わるリスクもありますが、そんな最終手段も視野に入るほど、いまの彼は追い詰められているといっていい」(前出・芸能関係者)

自ら経緯を話す日が来るのか。

※女性セブン2025年7月17日号

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