神戸どうぶつ王国で、暑さも忘れる“かわいすぎるニュース”が。人気のアメリカビーバーとシマスカンクに、それぞれ3頭ずつ赤ちゃんが誕生。いま園内ではベビーラッシュの真っ最中!かわいい写真と共に紹介します。

まずは、6月16日に誕生したばかり、モフモフでふわふわな毛並みでちょこちょこと動き回るアメリカビーバーの赤ちゃんたち。500g前後で生まれてくるビーバーの赤ちゃんは、すでにしっかりとした毛も生えそろっていて、自分で泳ぐことだってできる元気っ子。

「池に飛び込んでは、お母さんに巣まで咥えられて連れ戻される……を何十回も繰り返していて(笑)」と、飼育スタッフさん。心配そうに見守る母ビーバーの姿と、とにかく飛び込むのが楽しくてしかないという風に、何度も池にダイブしようとする赤ちゃんのやんちゃさが、まさに“親子あるある”だ。
野生でも家族で協力して子育てをするといわれているビーバー。園内でも親子で生活しているので、運が良ければ子育て姿を楽しむことができる。

一方、シマスカンクの赤ちゃんは、わずか25gほどの“超未熟児状態”で生まれてくる。生まれたてでは産毛も生えそろっておらず、まさに“命の芽吹き”といえるほどのかよわい存在だ。そんな赤ちゃんたちを見守るとあって、飼育スタッフも慎重の極み。動物園では母スカンクが飼育環境によって刺激を受けすぎてストレスを感じると、育児をやめてしまう場合もあるという。
「母親にストレスを与えないよう、基本的には監視カメラ越しで観察をしたり、赤ちゃんに触れるときは必ず母親の匂いをつけた手袋を使うなど、細心の注意を払っています」と飼育スタッフは話す。

3頭ずつ誕生したスカンク、ビーバーの赤ちゃんたちは、それぞれ性格もバラバラ。おっとりマイペースな子もいれば、元気いっぱいで食いしん坊な子もいるそう。まだ生まれたばかりの命たちは、これからどんどん個性を育んでいく。
今しか出会えない貴重な赤ちゃん姿をみて、癒しの時間を過ごしてみては。