
キャップとマスクで顔を隠し、肩にさげたバッグと紙袋のみという身軽さで、浜辺美波(25才)が自宅に帰ってきたのは、9月上旬の昼過ぎのことだった。その数日前に、『24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティーパートナーという大役を終えたばかりとは思えない軽快さだった。
「瞬間最高視聴率は25.4%を記録。番組中に寄せられた募金額は7億40万8600円に上るなどの盛り上がりを見せました」(テレビ局関係者)
浜辺は能登半島地震の復興に邁進する人々と向き合う企画に参加。石川県出身だけに、故郷への思いを強く表す場面もあった。
浜辺以上に『24時間〜』の重圧と闘ったのは、King & Princeの永瀬廉(26才)かもしれない。永瀬とともにチャリティーパートナーを務める予定だった高橋海人(26才)が体調不良を理由に放送直前に出演を見送ったからだ。
「放送前のかなり早い段階からロケに臨み、当日は長時間の生放送。加えて高橋さんの分まで役目を果たそうという思いが強かったようで、永瀬さんはいつも以上に奮闘していました」(前出・テレビ局関係者)

本誌『女性セブン』が今年7月、浜辺との交際を報じたことも影響したようだ。
「放送当日、番組側は浜辺さんと永瀬さんの距離感やふたりの映り方について、かなり慎重に対応していたそうです。そうしたデリケートな事情を抱えながらの番組進行や発信するメッセージに集中しなければならず、ふたりの負担は通常より大きかったでしょう」(前出・テレビ局関係者)
にもかかわらず、冒頭のように浜辺の足取りが軽かった理由は、それが永瀬の自宅からの帰路だったからに違いない。
「デート報道の際は、高級鉄板焼きレストランでほかの客を入れないお忍びでしたが、ふたりは“おうちデート”が基本。交際報道が出た直後は、一時ギクシャクしたようですが、“思い”を再確認したそうで、関係はより深くなったとか。その日は、例年以上に難しい環境で番組の意義とチャリティーの本質を伝えたふたりの、つかの間の慰労会だったようです」(芸能関係者)
無事大役を果たしたふたりの絆は、さらに深まった。
※女性セブン2025年9月25日・10月2日号