健康・医療

長生きのためには「足腰よりお尻」をほぐすべし?ゆるめて整える“ほぐし術”を8万人以上の体を整えた専門家が伝授

【Step1】簡単だけど効果は抜群!中殿筋「ボール」マッサージ

硬いお尻は中殿筋をほぐすとゆるみ、やわらかくなる。まずは、中殿筋の位置を把握し、ボールでじんわり圧をかけよう。

中殿筋にボールを押し当てマッサージすることで、手指で押すよりも力を使わず、体の深い部分にある筋肉を含む膜まで圧をかけられる。

おすすめはテニスボール。持ちやすい大きさとほどよい硬さでしっかり刺激できる。

用意するもの

テニスボール2個。

テニスボール2個
テニスボール2個(イラスト/オカダナオコ)
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慣れてきたら、軟式野球のボールやスーパーボールも◎

慣れてきたら、軟式野球のボールやスーパーボールも◎
慣れてきたら、軟式野球のボールやスーパーボールも◎(イラスト/オカダナオコ)
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基本の立ち姿勢

肩幅より広めに両足を広げて立ち、つま先はまっすぐ前に向ける。テニスボールを両手に持ち、腰骨の斜め下あたりにある中殿筋に軽く当てる。

基本の立ち姿勢
基本の立ち姿勢(イラスト/オカダナオコ)
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●横から見ると…

右手を腰骨の下あたりに置いて腰を左右に振ったときに凹んだり、膨らんだりする場所が中殿筋だ。

横から見ると…
横から見ると…(イラスト/オカダナオコ)
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【Step2】振り子のように腰を左右に揺らす「チクタクエクササイズ」

ボールを中殿筋に当てたまま、腰を左右に揺らすのが基本。さらに上体を前に倒したり、腰を大きく回したりすることで、中殿筋をほぐしながら骨盤も整えられる。

【1】【Step1】の基本の立ち姿勢で腰にボールを当て、両ひざを伸ばしたまま左右にリズミカルに腰を30回振る。

【Step1】の基本の立ち姿勢で腰にボールを当て、両ひざを伸ばしたまま左右にリズミカルに腰を30回振る
【Step1】の基本の立ち姿勢で腰にボールを当て、両ひざを伸ばしたまま左右にリズミカルに腰を30回振る(イラスト/オカダナオコ)
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【POINT】体はまっすぐ前に向け、股関節を真横に動かすように意識する。

【POINT】体はまっすぐ前に向け、股関節を真横に動かすように意識する
【POINT】体はまっすぐ前に向け、股関節を真横に動かすように意識する
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【2】上体を前に倒したまま、左右にリズミカルに腰を30回振る。

上体を前に倒したまま、左右にリズミカルに腰を30回振る
上体を前に倒したまま、左右にリズミカルに腰を30回振る(イラスト/オカダナオコ)
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●正面から見ると…

正面から見ると…
正面から見ると…(イラスト/オカダナオコ)
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【3】次に、中殿筋にボールを当てたまま腰を回す。右回し、左回しを各5回ずつ行うとよい。

中殿筋にボールを当てたまま腰を回す。右回し、左回しを各5回ずつ行うとよい
中殿筋にボールを当てたまま腰を回す。右回し、左回しを各5回ずつ行うとよい(イラスト/オカダナオコ)
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