社会

愛子さま、初めての海外公式訪問先がラオスになった理由 移動日を除く4日間で約20か所を回る“過酷な日程”と国家元首に準ずる“異例の厚遇” 

片道3時間、300kmの道のり

 実際、11月のご訪問で、愛子さまは青年海外協力隊が活躍する施設を複数箇所視察される。

「たとえば、隊員が柔道の指導員として活動する武道センターや、学芸員として在籍する国立博物館に足を運ばれます。愛子さまはこれらの施設で、日本の代表として現地の人々のために尽力する隊員たちをねぎらわれることでしょう。

 また、今回のご訪問はかなり過酷な日程。6日間の日程のうち、移動日を除く4日間で、施設や学校の視察、国家主席への表敬訪問など、20件近くの予定が組まれています。その中には、宿泊される首都のビエンチャンから約300km離れた古都・ルアンパバーンでの視察も含まれます。同地へは片道3時間ほどかけて移動されることになるのだとか」(前出・宮内庁関係者)

滋賀ご訪問の中止に対し、側近を通じて関係者らに“申し訳ない”とのお気持ちを伝えられた(2025年9月、長崎県・大村市。撮影/JMPA)
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 また、愛子さまは今回、“異例の厚遇”でラオスの人々に迎えられるという。

「ラオス側は愛子さまのご訪問にあたり、『国家元首に準ずる接遇を行う』と明らかにしています。実際、これまで秋篠宮家の次女・佳子さまの海外ご訪問では行われてこなかった歓迎行事や、国家副主席主催の晩餐会が予定に組み込まれている。これは明らかに内親王クラスの待遇ではなく、愛子さまが天皇家の長女として世界から注目され、尊重されていることの証左と言えます。

 晩餐会では、愛子さまが出席者の前でおことばを話される機会も設けられることになります。語学堪能の愛子さまですから、現地の言葉でご挨拶されるシーンも見られるかもしれません」(別の皇室ジャーナリスト)

(後編へ続く)

女性セブン2025116日号 

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