
秋の野菜売り場の主役といえば、種類も豊富に並ぶきのこたち。それぞれに香りや旨みが豊かで、毎日の料理に大活躍。さらにダイエットや腸活、節約にも役立つ神食材を手軽に食べられるレンチンレシピを料理家・ほりえさちこさんが紹介する。
【目次】
切る手間が少なく、火の通りが早いきのこは、時短料理にもピッタリ。レンジ加熱10分以内で、作りおきにうれしい煮物からアヒージョ風のメイン級おかずまで完成!
※きのこ類は石づき、根元を除いたものを使用しています。
「きのこのレンジオムレツ」のレシピ
バターとチーズでコクをプラス。お弁当のおかずにもおすすめ。
《作り方》(2人分)
【1】マッシュルーム6~8個は4等分に、しめじ100gは小房に分ける。ウィンナソーセージ3~4本は輪切り、玉ねぎ1/4個は1cm角に切る。
【2】耐熱容器(16cm×16cm)に【1】、バター10gを入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱する。
【3】溶き卵3個分、ピザ用チーズ30g、塩小さじ1/4、こしょう少量を混ぜて【2】に加え、同様に電子レンジ(600W)で4分加熱する。
「マッシュルームとエリンギのオイル煮」のレシピ
きのこの旨みが溶け込むオイルも残さず味わいたい。

《作り方》(2人分)
【1】耐熱容器にマッシュルームと4等分に切ったエリンギを合わせて300gを入れる。
【2】白ワイン・オリーブオイル各大さじ3、おろしにんにく1片分、塩小さじ1/4~1/3、好みで赤唐辛子の輪切り1/2本を加えてふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で4~5分加熱する。パセリのみじん切り適量を混ぜる。
「明太きのこ」のレシピ
常備菜にしたい豪華版なめたけ。

《作り方》(2人分)
【1】耐熱容器に半分に切った明太子50gを入れてふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分加熱する。粗熱が取れたら薄皮を除き、ほぐす。
【2】別の耐熱容器に子房に分けたひらたけと半分の長さに切ったえのきたけ合わせて300gを入れ、同様に電子レンジ(600W)で3分加熱する。
【3】【2】の水気を切り、めんつゆ(3倍濃縮)小さじ2、【1】と混ぜ、塩適量で味を調える。
「しめじとまいたけの梅大葉和え」のレシピ
梅の酸味としその香りでさっぱり食べられる。
《作り方》(2人分)
【1】耐熱容器に小房に分けたしめじとまいたけ合わせて300gを入れ、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で3分加熱し、水気を切る。
【2】種を除いて包丁でたたいた梅干し正味15g、めんつゆ(3倍濃縮)小さじ2と【1】を和える。
【3】器に盛り、青じそのせん切り3~4枚分を添える。
「エリンギの照り煮」のレシピ
歯ごたえ抜群! ご飯にも合う甘辛味。

《作り方》(2人分)
【1】エリンギ 200g (2パック)は縦に半分に切り、さらに横に半分に切って片栗粉小さじ2をまぶす。
【2】耐熱容器にしょうゆ・酒・みりん各大さじ1、砂糖小さじ2を入れ、【1】を加えたらふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。取り出して混ぜ、同様に1分加熱する。
「きのこのひじき煮」のレシピ
食材の食感の違いも楽しいほっこり煮物。

《作り方》(2人分)
【1】しめじ2パックは小房に分け、しいたけ4枚は薄切りにする。油揚げ2枚は短冊切りにする。
【2】耐熱容器に芽ひじき5g、水1/2カップ程度を入れてふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱したらそのまま3分おいて戻し、ざるにあげて水気を切る。
【3】耐熱容器に【2】を戻し、【1】、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ3、砂糖大さじ1を加えてふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で5~6分加熱して混ぜる。
◆教えてくれたのは:料理家・ほりえさちこさん

栄養士、食育アドバイザーなどの資格を持ち体にやさしいレシピが人気。『まとめて作って、当日ラクチン!冷凍作りおき』(池田書店)他、著書多数。
撮影/武井メグミ
※女性セブン2025年11月6日号