料理・レシピ

《すぐにまねできるプロの技術を公開》豚汁で人気の3店が教える作り方のコツ&レシピ

豚汁
「発酵食品であるみそと野菜が溶け込んだ豚汁で体の中から元気になってほしい」と早川さん。「とろ~り豚汁めし 八百食堂」の「豚汁定食」(並・850円)
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冷えた体を温めるだけでなく、野菜たっぷり&発酵食品のみそを使った豚汁は“腸活”にもなる、と近年静かなブームに。3つの豚汁の名店それぞれが、自慢のおいしい豚汁の秘訣を大公開。ちょっとしたコツで、いつもの豚汁がグンと格上げされること間違いなし!

“とろり”の秘密はじゃがいも!豚肉は2種使いで「とろ~り豚汁めし 八百食堂」

まるでポタージュのような舌ざわりとのど越しの理由は、溶けたじゃがいも。

「家庭で作る場合は、圧力鍋を使えば短時間でとろりと仕上がりますよ」と「とろ~り豚汁めし 八百食堂」女将の早川美雪さん。みそは亀戸のみそ専門店「佐野みそ」で白みそベースのブレンドを特注。豚バラ肉で旨みを、豚こま肉で歯ごたえを出すなど肉にもアイデアが光る。

じゃがいも
溶け出すじゃがいもがポイント
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じゃがいもが溶け出たスープでおなかの中から温まる

《Point》じゃがいもは、煮崩れるくらい小さく切る、形が残るよう大きめに切る、の2種類を用意する。

じゃがいもを切っている
じゃがいもは小さめと大きめの2つのサイズに
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「栄養を丸ごと摂ってほしいから」(早川さん)と野菜は基本的に皮ごと使用。ココナッツオイルで炒めて旨みをコーティングしてから煮込む。

にんじんを切っている
野菜は皮ごと使って栄養もしっかり
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とろ~りとなるまで煮込んだら、冷まして一晩おいて熟成させる。

豚汁をすくっている
小さく切ったじゃがいもが溶けるまで煮込み、一晩おいて熟成させる
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《作り方》

【1】大根200gは1.5cm幅のいちょう切りにし、塩適量をまぶしておく。じゃがいも中2個は皮ごと乱切りに、ごぼう1/2本、にんじん1本は乱切りにし、大根とともにココナッツオイル(なければサラダ油)適量で炒める。

【2】鍋に【1】を入れ、野菜が浸るまでだし汁を入れる。3cm幅に切った豚肉(こま切れ肉とバラ肉を合わせて300g)を、表面全体を覆うように広げて肉の色が変わるまで蒸す。

【3】こんにゃく150gは短冊切りにして【2】に入れ、だし汁を具材が浸るまで足し、じゃがいもが煮崩れるくらいまで(1時間以上)煮る。

【4】みそ適量を入れて味を調える。冷めたら一晩冷蔵庫に入れて味をなじませ、食べる直前に再び温めて器に盛る。

◆教えてくれたのは:とろ~り豚汁めし 八百食堂・女将 早川美雪さん

割烹着を着た女性
「体の芯から温まりますよ」(早川さん)
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ノスタルジックな店内と女将の笑顔に、お腹も気持ちもほっこり。
東京都新宿区山吹町293生島ビル1F

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