料理・レシピ

《納豆を使った腸活スープレシピ6つ》納豆菌は熱に強いのもメリット!発酵食品×食物繊維で体の中から元気に

「アボカドとブロッコリーの納豆入りカレースープ」のレシピ

食感の違いが楽しいひと皿。スパイシーさが全体をまとめる。

「アボカドとブロッコリーの納豆入りカレースープ」
「アボカドとブロッコリーの納豆入りカレースープ」
写真8枚

《作り方》(2人分)

【1】アボカド1/2個は種と皮を除き、1cm大に切る。ブロッコリー80gは小さめの小房に分け、水にさらして水気を切る。玉ねぎ1/4個は薄切りにする。

【2】鍋にオリーブオイル大さじ1/2、玉ねぎを入れて中火で炒め、油がまわったらブロッコリーを加えてさっと炒める。

【3】カレー粉小さじ1と1/2を加えてさっと混ぜ、水1と1/2カップ、コンソメ(固形)1個を加えて煮立てる。アボカド、しょうゆ・こしょう各少量を加え、アボカドが好みの柔らかさになるまで煮て、器に盛る。

【4】納豆1パック(40g)と付属のたれ1パック分を混ぜ合わせて【3】にのせ、オリーブオイル少量をかける。

《Point》

アボカドやブロッコリーは、食材のなかでも食物繊維量がトップクラス。オリーブオイルの働きで、より腸活効果をアップ。

「春菊とえのき、納豆の煮干しみそ汁」のレシピ

春菊のほろ苦さが納豆にマッチ。だしをとった煮干しはそのまま具に。

「春菊とえのき、納豆の煮干しみそ汁」
「春菊とえのき、納豆の煮干しみそ汁」
写真8枚

《作り方》(2人分)

【1】煮干し4~6尾は頭とわたを除いて裂き、水1と1/2カップとともに鍋に入れて10分ほどおく(時間をおくと柔らかくなって食べやすい)。

【2】春菊1/5~1/4束は茎を1cm幅、葉を3cm幅に切る。長ねぎ5cmは斜め切りにし、えのきたけ大1/3パックは石づきを除いて半分に切り、ほぐす。

【3】【1】に長ねぎとえのきたけを入れて中火で煮立て、アクを除く。みそ大さじ1強を溶き入れ、春菊を茎、葉の順に加えてさっと煮る。

【4】火を止め、納豆2パック(80g)を加えて混ぜる。

《Point》

春菊には食物繊維のほか、β-カロテンやビタミンKも含まれる。食物繊維を摂取できるえのきたけで、腸活パワーをアップ。

「なめこと里いも、納豆のめんつゆスープ」のレシピ

なめこと里いものとろみがやさしい。里いもをレンチンすれば時短に。

「なめこと里いも、納豆のめんつゆスープ」
「なめこと里いも、納豆のめんつゆスープ」
写真8枚

《作り方》(2人分)

【1】耐熱ボウルに里いも2個(150g)、水大さじ1を入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分30秒加熱する。少しおいて皮をむき、1cm幅の輪切りにする。長ねぎ1/2本は斜め薄切りにする。

【2】鍋に水1と1/2カップ、【1】を入れて煮立て、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1と1/2、酒大さじ1を加えてさっと煮る。塩少量で味を調え、洗って水気を切ったなめこ1パック(100g)、納豆1パック(40g)を加えてさっと煮る。器に盛り、七味唐辛子少量を振る。

《Point》

ネバネバ食材の里いもとなめこは、食物繊維が豊富。里いもにはカリウムやビタミンB群も含まれる。

◆教えてくれたのは:料理研究家・栄養士・今泉久美さん

ショートカットの女性
料理研究家・栄養士の今泉久美さん
写真8枚

女子栄養大学栄養クリニック特別講師。雑誌や書籍、テレビ等の媒体で栄養バランスのいいレシピを提案。著書に『栄養士が食べている 作りおき献立』(文化出版局)など。

撮影/豊田朋子 取材・文/平井薫子

※女性セブン2025年12月25日・2026年1月1日号