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《ダントツ美しいのは岡田准一》『豊臣兄弟!』の「囲碁指導者」が明かす大河ドラマで菜々緒がかけた「労いの言葉」【劇中の盤面にも注目】

菜々緒から労いの言葉を

過去に携わった方で、ダントツに所作が美しかったのは岡田准一さん(45才)ですね。大河ドラマの『どうする家康』の撮影現場に、お手伝いで行ったんです。岡田さんは映画『天地明察』で囲碁の専門家でありながら天文学に没頭していく役を演じたことがあったので、その時にかなり練習されたのかもしれません。逆に細かな手先の演技が苦手な方もいましたが、むしろその方が普通ですね。

あまり苦労した覚えはありませんが、大変だったのは『直虎』のとき。徳川家康(阿部サダヲ、55才)が縁側で1人で碁の研究をしているところに、妻の瀬名(菜々緒、37才)が飛び込んできて「そんなことやってる場合じゃない!」ってめちゃくちゃにしちゃうシーンがあったんです。

ただ、それは台本に書いてある演出なので菜々緒さんはまったく悪くないのですが、私が盤面を何度も作り直すことになるので、その手間を気遣ってくれた菜々緒さんが「ごめんなさい」と軽く労いの言葉をかけてくれたのは印象に残っています。それでも本番がかかると遠慮なくバーンとやってくださいました(笑い)

菅田演じる竹中半兵衛(左)が、豊臣兄弟と話す場面も。(写真/『豊臣兄弟!』公式インスタグラム)
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今回の『豊臣兄弟!』では、菅田将暉さん(33才)にも指導をさせてもらいました。菅田さんとは『直虎』でもご一緒していまして、その時はスマホにアプリを入れて囲碁に触れていたのが印象に残っています。囲碁はそれきりだったようですが、今回もシーンの合間にはずっと碁石を触って感覚をつかもうとしていたようですし、熱心さには感心させられました。

先日放送された第11話では、右利きの方だと少し打ちにくい場所に打つシーンがあったので、菅田さんに「打ちづらくないですか?」と聞いたのですが、「全然、大丈夫です」と即答されました。実際、撮影では堂々とした手つきで碁石を手に取っていて、放映でも画面越しに迫力が伝わってくる素敵な場面になっていました。

菅田さんの囲碁のシーンはこの後も放送されると聞いていますので、ストーリーはもちろん、手元にも注目してドラマを楽しんでもらいたいですね。