
「皆さんがスクリーンに引きつけられている姿を、確かに肌で感じました」。目に涙を浮かべつつ万感の思いを口にしたのは、映画『黒牢城』で主演を務めた本木雅弘(60才)。5月19日にカンヌ国際映画祭で同作が上映されると、約1000人の観客がスタンディングオベーションで本木らを讃えた。映画祭と併せて開催されたイベントには妻の内田也哉子(50才)も参加し、夫妻でカンヌの夜を楽しんだようだ。さらにふたりにとっての慶事は、これだけではない。
「7月にネットフリックスで配信予定の『ガス人間』(全8話)で、長男のUTAさん(28才)が俳優デビューします。主演の小栗旬さん(43才)をはじめ著名な俳優が多数出演するなか、物語のキーを握る怪人“ガス人間”役に抜擢されました。190cmの長身を生かしモデルとして活躍してきたUTAさんは、父の本木さんに連れられ、幼いときからその演技を現場で目にしてきたそうです」(芸能関係者)
これまで音楽活動に取り組むなどマルチな才能を発揮してきたUTAが芸能界入りしたきっかけは、2018年に惜しまれつつこの世を去った祖母・樹木希林さん(享年75)の言葉だった。

「米国の大学でバスケに励んでいたUTAさんがモデルに挑戦するか迷っていたとき“さまざまな服を着ることは、自分を客観視することにつながる”という樹木さんの言葉が背中を押してくれたそうです。
そもそも、祖父の内田裕也さん(享年79)の姓を継ぐことから、音楽とかかわるようになればと“雅樂”という名前を付けたのも樹木さんでした。12才でスイスのインターナショナルスクールにUTAさんが入学する際も、樹木さんは現地まで引率。本木さん夫妻にはUTAさんの下に長女と次男がいますが、初孫には樹木さんも特別な愛情を注いできたようです」(前出・芸能関係者)
実際、樹木さんはUTAに対し、俳優の仕事を学ぶ機会も与えてきた。
「UTAさんが13才の頃、樹木さんは海外の映画祭に彼を通訳として伴っています。亡くなった樹木さんの代理で映画賞の授賞式に出席するなどしたUTAさんはその偉業に理解を深め“祖母のように魂を表現できる俳優になりたい”と語るようになったと聞きます」(前出・芸能関係者)
尊敬する“ばぁば”と同じ道を選んだUTA。その巨大な背中に追いつく日も遠くないかもしれない。
※女性セブン2026年6月11日号