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摂食障害を乗り越え自分の体を愛する!ヨガインストラクター西浦莉紗さんの【美痩せ習慣】

インストラクターやモデルなどのプロにとって、健康で美しいボディを保つのも仕事のうち。

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美しすぎるヨガインストラクターとして、 話題を呼んでいるアクロヨガ講師の西浦莉紗さん。 アクロヨガとは、2人でペアを組んで行うアクロバティックなヨガのこと。体のみを使って芸術的なまでのポージングを見せる彼女が、その体型をキープするために行っている【美痩せ習慣】を聞いてみた。

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WORKOUT/朝の10分だけでもヨガマットの上に立つ

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ヨガは10年ほど続けています。多いときは1日に6クラスほど持つこともありますが、クラスが少ないときには、2時間くらい自分の練習時間にあてるようにしています。そのほか、朝の10分だけでもヨガマットの上に立つことを習慣にしています。

また、押す動きが多いヨガでは鍛えづらい、引く力を強化したいと思って、半年くらい前から週1、2回パーソナルトレーニングに通うように。同じようなポーズがパターン化してしまうと、体のゆがみにもつながってしまうので、専属のコーチに体のバランスを見てもらうようにしています。

たとえばプランクをやるにしても、「肩甲骨を落として、引く力でポージングしたほうがいい」というようなアドバイスをいただけて。自分が得意なポーズと反対の動きを練習するようになってから、パフォーマンス力がグッと上がって調子がいいですね。

FOOD/「食べてもいい」と自分を許してあげる食生活

自分の体を愛そうと思ってからは、3食自炊したり、グルテンフリーやヴィーガンの食事も続けられるようになりました。野菜を中心に、たんぱく質は豆類などで補っています。こだわりは、野菜スティックやサラダなど、なるべく素材の形が見える状態で食べること。質も重視して、有機野菜を買うようになりました。普通の野菜に比べて高いけれど、コーヒー1杯分くらいの差。そこにお金をかけてあげることが、体への愛情だと思います。

ときには玄米を炊いたり、食物繊維が豊富な押し麦やキヌアを食べることもあるので、炭水化物も厳しく制限していません。甘いものも好きなので、食べたいときには白砂糖は使わずに蜂蜜やてんさい糖をチョイス。かぼちゃやサツマイモなど甘みがある食材を活かした料理を作るときもあります。

私は我慢強くないので、簡単に欲望に負けちゃいます(笑い)。夜遅く帰ってきたときも、おなかが減っていたら食べます! でも食べてしまったことを後悔するよりも「おなかいっぱい食べられて幸せ!」って思えたほうが健康的。そのために、いいものをいっぱい取り入れている、と前向きになれるものを選んで食事をしています。

BODY&MIND/自分で自分のご機嫌をとって心の栄養を満たす

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実は摂食障害を経験しているんです。ダンスを仕事にしていたときに、「痩せていないと価値がない」と思い込んでいて、それがストレスになって余計に食べて、吐いて…の繰り返しでした。その時期は本当に自分のことが嫌いだったので、まずは自分を“許す”ことからはじめました。「今は太ってても、いつか戻ればいいか!」と気楽に考える。今でもその繰り返しですよ(笑い)。

まずは自分が自分の体を愛してあげないと。おなかがぽっこり出てしまったとしても「こんなにお肉ついちゃっててかわいいじゃん」って(笑い)。人間誰だってかわいいものには愛情を注げますよね。そうしたら、自然と時間もお金もかけられるようになると思うんです。

「ダメな自分をやめる」ではなくて「愛すべき自分をよりよくする」と思うと、ダイエットの辛さもなくなるはず。一番大事なのは心の栄養。そのために、たまには自分で自分のご機嫌をとってあげるんです。たとえ腹筋5回でも、「できなかった」ことより「できた」ことに目を向けてあげる。そうやって内側からキレイになることが、見た目も美しくなる第一歩だと思います。

今回のスリム美人:西浦莉紗さん

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にしうら・りさ。ヨガインストラクター。2009年からインストラクターとしてヨガの指導を始め、南インドのクリシュナマチャリア氏のアシュラムでの留学を経験。「yoga hawaii(ヨガ ハワイ)」の創設者であるルパリ・タニアに師事し、現在は全米ヨガアライアンストレーニングのアシスタントを務める。アジアで唯一のアクロヨガ正式指導者(レベル2)となり、2013年に代表として「ACRO YOGA JAPAN(アクロ ヨガ ジャパン)」を立ち上げる

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