夏を目指してボディメイクをするのなら、効率よく正しい方法で進めたいところ。
そこで、ヨガインストラクターで、「GapFit」のアンバサダーとしても活躍する片野瑛子さんが、ボディメイクに役立つ”パワーエクサ”を指南。大きな筋肉をしっかり使うので、代謝アップにも◎。
今回、教えてもらったのは、外国人のような丸いお尻メイクに役立つ「バックスクワット」。
立体的な美尻を目指すのなら、お尻上部を鍛えるべし!
日本人のお尻は「大臀筋(だいでんきん)」上部が扁平になりがち。「バックスクワット」は、これを改善するのにぴったりのエクササイズなんだとか。
「お尻を後ろに引くようにして、腰を下ろしていく『バックスクワット』は、大臀筋上部のボリュームアップに効果が期待できます。特に骨盤が前傾気味の人にオススメですよ」(片野さん。以下、同)
上半身の真っ直ぐを保ちながら行う「バックスクワット」は、背中の「広背筋(こうはいきん)」を鍛えることにもつながる。このため、引き締まったくびれを作るのにも役立つのだそう。
【「バックスクワット」で鍛えられる部位】
□ お尻の「大臀筋(だいでんきん)」上部
□ 背中の「広背筋(こうはいきん)」
□ 太ももの「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」
さらに、太ももの引き締めにも効果が期待できるとか。下半身デブに悩むダイエッターはさっそく試してみよう。
美尻エクサ「バックスクワット」を伝授!
【1】両手を頭の後ろで組み、肩幅より広めに足を開く。このとき、胸を開き、お腹を引き上げるように意識を
【2】ゆっくりと息を吐きながら、お尻を後ろに引くようにして、腰を下ろしていく。上半身は真っ直ぐのまま、つま先より前にひざが出ないように注意
【3】太ももと床が平行になるまで、しっかり腰を下ろしたら、息を吸いながら【1】の姿勢に戻る
【4】1セット10回を、味わうようにじっくりと行って
POINT!
「バックスクワット」のポイントは、頭から胸の真っ直ぐを保ちながら、腰をおとしていくこと。慣れないうちは、写真のように壁や鏡の前で行うのがオススメ。
「後ろにある椅子に座るようなイメージです。腰を下ろすときは、お尻から太ももの裏側を使うように意識を。立ち上がるときにもお尻に効かせるように意識をしましょう」
動画を見ながら、トライ!
【「バックスクワット」の注意点を復習】
□ 上半身の真っ直ぐを保つ
□ 腰を下ろすとき、ひざがつま先より前に出ない
□ 息を吐きながら腰を落とし、息を吸いながら元の姿勢に
夏前にスタイル改善したい人は、さっそく毎日の習慣にして!
【片野さんの”パワーエクサ”はほかにも】
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監修:片野瑛子(かたの・えいこ)
次女出産後、体に違和感を感じて、「Yoga bodyトレーニングコース(TOKYO YOGA)」で解剖学観点のアーサナを学ぶ。呼吸と体の動きを連動させたハードな運動量のヨガを好み、都内スタジオでヴィンヤサヨガを指導中。「GapFitアンバサダー」としても活動。レッスンのスケジュールなどは、公式HP(http://eiko-yoga.tumblr.com/)でチェックを