しかし不思議なことがあるの。断食を始めたその日から、空腹にはなっても、「今、何食べたい?」の答えがないんだわ。「土日は好きなもの」なのに、ラーメンだの、かつ丼などガツンとした炭水化物を体が要求しないのよ。“がっつり、ご飯食べたい。いつまでもだらだら飲んで、つまみを食べたい”という脳内プログラムが断食で切れた?
話は変わるけど、先週は危険な会食が4回もあって、そのうちの1回は食い気満点のサラリーマン集団と、居酒屋で食べ放題、飲み放題。レモンハイ2杯のつもりが3杯にはなったけど、つまみはキャベツとセロリ、にんじんの生野菜とつくねを1串。
別の日、仕事仲間と夜のイタリアンでは、ゴルゴンゾーラのリゾットをスプーンでいただいたものの、主に食べたのは酢キャベツと、ラタトューユと、玉ねぎのスープ。多少のズルはしているけど、まあ許容範囲のうち、ということで。
そういえば、誰かが、“中高年になって生活に変化をつけたかったら、怖いことをしろ”と言っていたの。極端なことをいうと、バンジージャンプをするとか、ジェットコースターに乗るとか、これまでの“経験”が吹っ飛ぶような体験。
で、私が土曜日にしたのはレンタルバイクで都内を走ること。1か月前に取ったばかりの原付免許を持ってお台場までツーリングしたの。何せ、運転試験場でバイクの乗り方講習を受けたきり、公道に乗り出すのは初めて。どうにかスクーターにまたがって道に出たら、試験のときに必死で覚えた標識はすっ飛び、最初の赤信号もあともう少しで見逃すところだったわ。
道の端っこをスクーターで走っていると、私の肩先をかすめてトラックがシャーッと走り抜ける。ハンドルを握る手が何度も震えたけど、休憩をはさんで丸7時間。怖くて楽しくて食べ物のことなんか、1mmも考えなかった。
そんなこんなで15日間のダイエットで、体重は2.6kg減。一日断食すると翌朝、体重は1kg落ちているのは2回の断食で実証済だから、明日は3.6kg減! それを確かめるのが、これまた楽しみなんだわ。まあ、まだ“ビフォー”の写真ではわからないけどね。これからよ!
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オバ記者(野原広子)
1957年、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。
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