“月曜断食”を3か月続けるオバ記者　少食になり「痩せられる」と確信

“月曜断食”を始めて3か月。体重がなかなか減らず、停滞期に突入しているオバ記者が、この３か月の“闘い”を振り返ってみた。

連載102回目となる今回は、これまでの反省点とともに、これから継続していくためのポイントをレポートします！

＊　＊　＊

この１か月、体重は７～８kg減のままで変化はなし。停滞している原因は、“月曜断食”の決まりを勝手にアレンジしているから。

“月曜断食”の基本は、火曜から金曜までは、朝食はヨーグルトとフルーツだけど、フルーツが嫌いというより、食べるのが面倒くさい。甘夏だのポンカンだの皮の固いかんきつ系はとくに。りんごだってむくのが億劫だし、桃なんか皮をむくと手はべちゃぺちゃ。そのまんまかぶりついたら、顔までベトベト。

ベリーが入ったヨーグルト — 朝食はヨーグルトとフルーツ、もちろんイメージ写真です！（写真／アフロ）

それに味の当たりはずれが大きすぎない？　かんきつ系で外れると目も当てられないし、いちごにいたってはほとんど残念無念。「大当たり～」は３分の１もないような気がする（安いのばっかり買ってるからかしら…）。メロンは食べると舌の両側がチリチリ、エグエグして、なんでこんなものが高値で出回っているのか、わけわからない。

で、結果、ヨーグルトにマーマレードとか、各種ジャム、はちみつなどをたらりと入れているんだけど、生のフルーツよりカロリーが高いに決まっているよね～。

火曜から金曜までの昼は、おかずだけが決まりだけど、土用の丑の日に買い物につきあった友人から「おごるよ」といわれ、うな重の上をペロリ。10日に一度は立ちそばにかき揚げをのせるし、ひとにぎりのご飯を食べる日もある。それでもほぼ３食、毎日炭水化物をとっていた以前と比べたら、“微量”でしかないけどね。

…と、毎日、ちょっとずつ、“違反”と“反則”を積み重ねているけど、“月曜断食”だけは皆勤賞なの。おせんべい１枚とか、野菜スープとか“ズル”はするけど、食事はしない。お腹が空いたら常温のお水をあおって、空腹をしのいでいるんだから、われながら感心しちゃう。

なんとか3か月続けてこられたのは「メリハリ」？

二の腕のぜい肉を気にするオバ記者こと野原広子 — 二の腕のお肉がちょっと気になってきた

これまで一番続いたダイエット法は何か。つらつら思い出すとスポーツ系と食事系、どっちも3か月で急速にやる気を失うんだわ。スポーツ系は激しすぎると体がついていかなくなるし、ゆるいと飽きちゃう。食事系は…やだ、“〇〇だけ好きなだけ”も“野菜ジュース”も“糖質制限”も、３か月続いたことなんかないわ。３か月を超えたのは、“月曜断食”が初めてよ。

なんで？　ひと言でいえば、メリハリなんだと思う。週に1度の断食はきついけど、想像ほどじゃない。てか、これさえやれば、確実に小食になるんだもの。土用の丑の日にうな重を食べたと言ったけど、1人前のご飯を完食したのは、3か月で2回だけ。少しは口に入れたいけど、お腹いっぱいまで食べたくないんだよ。これを続けていけば、間違いなく痩せられる、という実感はあるんだよね。

いま現在、体重は「するする」とか、「みるみる」というような状態じゃないけど最近、明らかに変わったのはサイズだね。10年前に買って、「キツキツだけど、ちょっと痩せたら入る」と未練たらしく取っておいたスカ―トとか、パンツ、ジーパンが軒並み入るの。

それと同時に、早歩きをするとぜい肉を失ったお尻の下とか、太ももの内側、二の腕のお肉がぷるぷる動くんだよね。「痩せて老けるのは覚悟」と始めたことだし、これからもずーっと“月曜断食”は続けるつもりだけど、妖怪みたいに、体中の皮膚がぶらんぶらん垂れさがってきたらどうしよう…。