疲れがたまった体に、食べすぎ&飲みすぎが重なれば、翌朝はむくみ顔に! 整形並みの小顔&若顔を作ると評判の顔ヨガ講師・間々田佳子さんが、たったの30秒で”天敵”のむくみを解消する「V字上げ」のエクササイズを紹介してくれた。
「筋肉を動かさないと血流が悪くなり、余分な水分や老廃物がたまる。これが、むくみの正体です。特に冬は、寒くて体も顔の筋肉も収縮しやすいうえ、室内にこもりがちになり、運動する機会が確実に減ります。そうなると、血流やリンパの流れも滞り、むくみやすくなる結果に。特に、冷え症の人は、硬くなった筋肉が常態化していますから、むくみも改善しづらくなります」(間々田さん・以下同)
そのむくみを解消することができれば、ぼやけたフェイスラインもシャープに。さらに、目の周りや頬のたるみを改善できれば、顔に凹凸ができて立体的になるので、小顔になれるという。
「特にむくみやすい冬だからこそ、顔をしっかり動かす習慣をつけましょう。お風呂で、じっくり温まり、顔の筋肉を緩めた状態で顔ヨガを行う。血行がよくなると、筋肉も動かしやすくなります。また、マスクをつける季節ですから、周りの目を気にせず、マスクの下で、思う存分顔を動かすのもおすすめです」
間々田さんの生徒には、数日で、目の下のたるみむくみと頬のたるみが消え、フェイスラインがずいぶんスッキリした人がいるという。さらに、こんな人も。
「マスクをすると、口元が隠れるので、油断して口元がゆるみっ放しになっていました。年末の忙しさ重なり、気づけば、もったり頬がたるみ、むくんだ疲れ顔に。外側から手を使ってマッサージ、内側から自力で筋肉を動かす、V字上げを続けたところ、血行がよくなり、徐々にむくみが解消していきました。以来、夜も、その日の疲れ顔をリセットするため、必ずV字上げを行っているそうです」
間々田さんが紹介する、むくみをとる顔ヨガは、「くちゃべープッシュ」と「つり目ムンク」の2つ。いずれも、やり終えてすぐ効果が出るという即効エクササイズだ。
「くちゃべープッシュ」のやり方
【1】鼻から息を吸って、鎖骨のくぼみを、親指以外の4本の指で押しながら、顔の全パーツを中心に集め、口からしゅ~っと息を吐く。
【2】息を吐きながら、鎖骨のくぼみを押している指の力を抜き、べぇ~っと舌を出し、顔を外側(全方位)に開く。
「顔のパーツを、中心に寄せて開く動きは、中途半端な動きでは、血流が促進されません。中心に寄せるときは、全パーツがくっつくぐらいに、開くときは、外側に引っ張られるくらいのイメージで、思いっきり動かしましょう。
また、息を吸うタイミングに合わせて鎖骨を押し、吐くときに指の力を抜く。すると、心地よい負荷がかかることで、顔から首にかけての筋肉がゆるみやすくなり、むくみも改善されます。舌を出したときに、顔に余分な力が入り、眉間などに縦じわが入るのはNG。顔のむくみが顕著に出る朝、3回程度行えば顔の輪郭の“もたつき”がスッキリします」
「つり目ムンク」のやり方
【1】こめかみをくるくるくるとゆるめる。
【2】口を「O(オー)」の形にして鼻の下を伸ばし、手でこめかみをぐ~っと引き上げる。
【3】手を離してもこめかみが上がっている感覚をキープ!
「こめかみのマッサージで、血流を促したら、鼻の下をしっかり伸ばす。鼻の下をしっかり伸ばせば、顔全体が伸びて、さらに血流がよくなり、老廃物が排出されます。むくんでいると、目の周りも、はれぼったくぼんやりした印象になるので、お出かけ前に行うのがおすすめ。
さらに、【1】で息を吐いて筋肉をゆるめ、【2】で息を吸って筋肉に刺激を与える。呼吸と合わせれば、効果もアップ! 手を使うポーズなので、肌に摩擦が生じないよう、乳液やクリームなどをつけて行うのがベター」
出かける前に、前日のむくみを「くちゃぺープッシュ」でとって、「つり目ムンク」で顔のパーツを引き上げ、小顔で出かけましょう。寝る前にも行って、1日の疲れをしっかりとれば、翌日のむくみも軽減!
顔ヨガ講師:間々田佳子さん
テレビで芸能人の顔をあっという間に若顔に変えて話題に。著書の累計部数が55万部突破。最新ポーズを含む31種類の顔ヨガポーズを収録した、間々田佳子監修の『日めくり まいにち、顔ヨガ! 』は6万部の大ヒット。卓上&壁掛け式だから、トイレ、洗面所など、いつでもどこでも実践! 出演しているロート製薬『極潤リフトゲル』のCMが放送中。
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