そこでさっそく検査にトライ! まずはうがいをして、口の中をキレイに。次に、左右の頬の裏側に数回、採取棒をこすりつけて口内粘膜を採取。
ものの5分で検査は終わり。針を刺す血液検査と違って痛い思いをしなくていいのが、注射嫌いの私にとってうれしかった。
検査結果は、3週間後に分かるという。楽しみ! でも、脂たっぷりの肉も炭水化物も大好きで、幼いころから太りやすかった私。糖質と脂質、両方の代謝が悪い、という結果が出る気がしてならない。そうなると片方だけ悪いよりも、やはり減量は難しいのだろうか?
それに、もしも油っぽい食べ物が好きな傾向と食べることを止められない性格を、両親から遺伝していた場合…どうすればいいの? 自分ひとりでがんばる自信は、はっきり言ってない。そう考えると、憂鬱な気分に…。
そして、長い長い3週間が経過し、ふたたび「カラダクリニック銀座」へ。アメリカで遺伝子について学んできた松山夕稀己先生に、検査結果を読み解いてもらった。
「Eさんは、ご両親から高カロリー嗜好や高カロリー嗜好過食傾向の遺伝子を受け継いでいることを考慮すると…残念なことに、脂質も糖質も代謝が悪いわね」(松山さん。以下、特記以外は「」内同)
ガーーン!! 予想通りだったけれど、はっきり言われるとやっぱりショック! しかし、結果はそれだけではなかった。
「さらに、ご両親の片方から『痩せ型』の遺伝子をもらっているの。これがね、一度太り始めたら、なかなか太ることを止められなくなる遺伝子なのね」
ガーーーン!!!! や、『痩せ型』の遺伝子なのに、おかげで太ることを止められない…って!