食べるときの注意点は?
噛むことでチアシードの殻が破れるので、よく噛んで食べるのがオススメ。そうすると、粒の中の栄養素をしっかりと消化吸収することができます。また、チアシードのみを大量に食べるとお腹の中で固まってしまうことがあるので、水分を一緒にたっぷりとりましょう。
加熱して食べてもいいの?
チアシードに含まれる「オメガ3脂肪酸」は熱に弱いので、加熱すると成分が壊れることも。できるだけ生で食べ、温かい料理に使う場合は粗熱をとってから加えてください。ただし加熱したとしても、このほかの体にいい栄養素は問題なく摂取できます。
たくさん食べても、大丈夫?
チアシードに含まれている食物繊維は、摂りすぎると逆に便秘になったり、下痢になったりする恐れがあります。スプーン1杯=10gを目安に、1日1、2スプーン程度の量を守りましょう。
チアシードの保存方法は?
チアシードは、高温多湿を避けて保存すれば、2年ほど保存可能と表示されているものが多いです。遮光・ジッパーつきのパッケージのものがほとんどですので、そのまま保存を。入れ替えたいときは、遮光性の密閉保存容器に入れましょう。
ふやかしたチアシードが余ったら、保存できる?
水で戻したものなら、清潔な密閉容器に入れて、冷蔵庫で2日ほど保存できます。ただし、長期間保存できるものではないので、できるだけ早めに食べきってください。
柳澤英子(やなぎさわ・えいこ)
料理研究家。編集・ライターとして料理関連の雑誌やムック、書籍、広告の制作に携わるとともに、レシピの開発や提供など食全般に関わる。数々のダイエットに挑戦してはリバウンドをくり返したが、「食べてもやせる」ダイエットで劇的スリム化に成功。そのメソッドを説明した「やせるおかず 作りおき」は、累計100万部超の大ヒットシリーズに。最新刊に『超入門!やせるおかず 作りおき』(小学館)