緊急事態宣言が発令されさまざまな商業施設が休業に踏み切る中、基本的に通常営業となるコンビニ。自宅にいる時間が長くなることで、運動量が減り太ってしまうなんてことがないように、食べるものはヘルシーなものにしておきたい。そこで、美のプロに、美容や健康を意識したおすすめのコンビニフードを教えてもらった。
現場でもよくモデルと間違われるほどのスタイルを持つ、スタイリストの金山礼子さん。コンビニを利用するのは、夜帰宅して夕飯の準備をする時間を省きたいときや仕事中に小腹が空いたときなどだという。
「コンビニでは、最近足りてないと感じている栄養素が豊富なものを選びます。食欲をそそるもの、というのも大事なポイントですが、飲み物なら、ミネラルウォーターか、野菜ジュースや豆乳、アーモンドミルク、ヨーグルトドリンクなど、栄養価の高いものを選ぶのがマイルールです」(金山さん・以下同)
『沖縄県産もずく』(セブン-イレブン)
●疲れたときの癒やしフード
シャキシャキした食感の、沖縄県産もずく。かつおとこんぶのだしと素材の味をいかした味付け。3個入りで、1個70gあたり14kcal。
「お酢の酸味のさっぱりとした味が好きで、よく購入します。疲れているときは酸っぱいものを積極的に食べると、エネルギーチャージできるので、夏になるとおやつ代わりにもよく食べます。美肌にも効果的といわれるので、それも期待しながら」
『味付きめかぶ』(セブン-イレブン)
●納豆との相性も抜群!
かつおと昆布のだしが効いた、しょうゆ味のめかぶ。めかぶ本来の食感と、自然なねばりが味わえる。こちらももずくと同じく3個セットで、1個45gあたり12kcal。食物繊維は1.3g含む。
「サイズ感もよくてお気に入り。これを納豆と和えて、梅干しを添えてうどんにトッピングにしたりします。食物繊維も摂れるので便秘対策にもいいですね」
『本場韓国産キムチ』(セブン-イレブン)
●食べきりサイズで使いやすい!
キムチの本場である韓国産のキムチ。梨ピューレの甘味と魚介のうま味が濃く、食べやすい味つけ。サラダ感覚で食べられるあさづけ、キムチ、総菜などの商品を作っているピックルスコーポレーションとの共同開発商品。1パック80g入りで55kcal。たんぱく質は2.7g、食物繊維は2.4g含む。
「スーパーなどで売っているものは400g前後など、1人暮らしには量が多く、キムチは冷蔵庫の中に入れておくとニオイが気になっていました。でもこのキムチはコンビニサイズ。小さくて1度に食べきれる量なのでありがたいです。辛さの中に甘みもあっておいしいし、ヘルシーなので、お気に入り」
『味付き半熟ゆでたまご(2個入)』(セブン-イレブン)
●たんぱく質チャージの鉄板アイテム
うま味、コク、後味のよさにこだわり、飼料にハーブ類を配合した鶏の卵を使用。卵そのもののおいしさを引き出すため、『伯方の塩』でほどよい塩加減に仕上げてある。パサつかずしっとりとして、絶妙な半熟加減が人気で、この【美のプロが愛するコンビニ飯】でもよく登場する。1個65kcal。たんぱく質は5.8g含む。
「半熟だけど、生っぽすぎないというか、絶妙な半熟加減が好み。塩味もちょうどよく、おいしく手軽にたんぱく質を摂れる必須アイテムです」
『カリッとローストピスタチオ』(ファミリーマート)
●スマホで疲れた目に!眼病予防にも
米カリフォルニア産ピスタチオを口当たりがまろやかな国内産藻塩で味付け。1袋73g入りで、殻をのぞく可食部が225kcal。たんぱく質は7.6g、食物繊維は3.5g、鉄も1.2g含む。さらに、ピスタチオに含まれるルテインとゼアキサンチンは、眼病予防の効果があると言われている。
「ピスタチオはナッツの中でも一番好きです。どのナッツも美容・健康にいいとされていますが、ピスタチオはその中でも栄養価が高く、良質な脂が摂れ、便秘予防や貧血予防、眼病予防などの効果も期待できるので、積極的に食べたいおやつ。満足感のある量もいいですね」
『ビタミン野菜 200ml』(伊藤園)
●ビタミンたっぷりの野菜ジュース
野菜と一緒にビタミンC1000mgをはじめ、ビタミンE、ナイアシン、ビオチンなど計12種類のビタミンがそれぞれ1日分補給できる栄養機能食品。にんじん主体の21種類の野菜に、オレンジなど7種類の果実がミックスされた、ゴクゴク飲めるすっきりした味わい。1本200mlあたり、79kcal。
「片手で手軽に小腹を満たせる野菜ジュース。しかもプラスアルファでいろいろな栄養を摂れるのが便利です。ビタミンCだけじゃなく、アンチエイジングにいいビタミンEとか健康維持に大切なナイアシンなどはいっているのもありがたいですね」
スタイリスト:金山礼子さん
文化服装学院卒業。アシスタントを経てスタイリストとして独立。雑誌や広告で女優やタレント、モデルのスタイリングを手がける。上品さを残したスタイリングが得意。
撮影・取材・文/竹腰奈生
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