おいしいものを食べまくり、運動はまったくせず、当然のように太ってしまったオバ記者。ついに医師からもダイエット厳命が出てしまった。
連載209回目となる今回は、そんなオバ記者がたどりついた超簡単なダイエット法について。
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ボーイフレンドから「大きくなったね～（笑い）」
うふふふ。いま私、かなり順調にダイエットできちゃっているんですよ。8月6日から始めて約2週間で3kg減って、すごくないですか？ その方法はカンタンで、苦痛なし。ダイエットをしているという感覚すらないかも。
それ、どんなダイエット法かって？ まあまあ、それを話す前に、すごくショックだったことがふたつあったの。前回も話したけど、私が痩せなければならないのは、健康上の問題。心臓弁膜症という病気が、軽度から中度にレベルアップして、ふたりのかかりつけ医から「痩せろ」と厳命されたから。
それだけでも十分なんだけど、もうひとつ、「こりゃダメだ」と観念したことがあったんだわ。昭和7年生まれの最年長のボーイフレンドのO氏と、3か月ぶりに会って、うなぎをごちそうになったんだけど、会うなり彼、ギョッとした後、ゲラゲラ笑いだしたのよ。何かと思えば、「なんか大きくなったね～」だって。
お互い言いたいことが言える間柄とはいえ、うなぎを食べながら「時に何キロ太ったの？」は、ないんじゃない！ 「“時に”なんて時代小説じゃないんだから使う人いないよ」と言い返したところで、空しいだけ。まあ、うなぎ、松をねだってやったけど、別れてみれば残るのは、会った瞬間のO氏のビックリ顔。そんなに見た目でわかるほど太ったんだ？ だよねー。太ったもん。
YouTubeで見た「カロリー制限なし」のダイエット法
それで、かかりつけのイケメン医師の言う通り、「野菜ソムリエになるつもりで野菜を食べまくれ」を始めた矢先のこと。YouTubeを見ていたら、毎朝、パンとかご飯の炭水化物を抜いて、ゆで卵を3個食べると、8か月で体脂肪が11％落ちるというアメリカの研究結果がある、と紹介している番組にぶち当たったの。しかもこれ、カロリー制限は一切なしで、あらゆるダイエットに失敗してきた60歳から75歳までの、痩せにくくなっている人向き、だって‼ それ私だよ。
さっそく、翌日の朝食は、これ。ゆで卵3個になめこ煮をかけ、オニオンスープときゅうりの漬け物。ちょっと味が足りない気がしたので卵に塩をぱらり。
ゆで卵をサラダなどに大活用
茹で卵3個とコーヒーだけの日もあるけど、それだけだと物足りない日は、サラダ仕立てにしたり、もやしと和えたり。
もともとゆで卵って、ぼそぼそしていてあんまり好きではなかったけど、「〇〇を食べるな」という禁止が多いダイエット法と比べたら、天と地よ。てか、3つまとめて食べ始めたら卵ってうまいものなのねって、調子に乗って、プラス卵1個で、プリンを作っておやつにした日もあり。
しかし「ゆで卵3個ダイエット」毎日食べるだけで本当にやせるのか？ あらゆるダイエット法を試してきた私は、始めた当日から「これは」と、鉱脈を当てた感覚があったんだわ。「卵にはまだ知られていない成分がある」とYouTuberが言っていたけど、それが何かは、次回に続く。
オバ記者（野原広子）
1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』（日本テレビ系）に出演したこともある。一昨年、7か月で11kgの減量を達成。
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