ご当地それぞれの温泉。湯上がりにアイスや乳酸飲料のサービスも
大浴場は温泉ですが、そのスタイルや大きさは全国7か所それぞれで違います。
例えば東京・浅草の「野乃」は、近くから湧き出るミネラル成分がたっぷりの黒湯が特徴です。内湯の他、女性用にはテレビ付きのミストサウナ、外気浴ができるスペースには壺湯もあり、美活に励むかたもいらっしゃいました。
京都には二階建ての大浴場も
京都・七条の野乃は、宿が大規模ということで、大浴場も二階建て。とにかく広くて圧巻です。シルキーバスや、伺った時は5月ということでしょうぶ湯などもありました。
心静かに入浴するヒノキの内湯「瞑想の湯」もあります。コロナ禍では、大浴場ではおしゃべりは控えめにしたいもの。だから…というわけではないそうですが、時代にマッチしたお風呂は、安心して自分と向き合い寛ぐことができます。
早起きをして参拝に温泉。朝時間を楽しむ
「野乃」に宿泊するときは、朝は早起き。温泉に入りたいのはもちろん、立地がいいので朝食前に散策をするのが楽しみに。早朝は人も少なく、夏場は暑さを避け爽やかな空気を感じられます。お寺では朝の法要は一般も参加できるところが多く、「野乃 浅草」滞在時には、徒歩5分ほどの浅草寺で行われる朝6時からの法要へと向かいました。
浅草の「野乃」は浅草寺、花やしきがすぐ近くに
「野乃 浅草」は、花やしき通りに面しています。花やしきは日本最古のテーマパ―ク。早朝はオープンしていませんが、その風情に幼いときに行ったことを思い出します。
浅草寺の本尊は観音様。読経や太鼓の音が響く中「コロナが一日も早く終息するように」と、「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」と唱えます。
30分ほどで法要が終わりホテルへ。温泉に入って身支度を整え、朝食へ向かいます。