食欲の秋は、おいしいものがたくさん！ 特に甘い物は、秋らしい味わい深いスイーツが目白押し。せっかくならヘルシーに楽しみたいもの。
シドニー五輪女子マラソンに日本代表として出場したオリンピアンの1人で、現在は料理研究家として活躍する市橋有里さんが、おすすめのヘルシースイーツを伝授する連載「美活にアリなスイーツ」。
今回は、女性にうれしい栄養素がたっぷりのかぼちゃに注目！ とっても簡単で栄養価の高い“秋のスイーツ”を伝授します。
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かぼちゃで作る秋の栄養たっぷりプリンレシピ
こんにちは、市橋有里です。今回ご紹介するのは、いま最も旬を迎えているかぼちゃを使用したなんともシンプルなプリン。
かぼちゃプリンというと、どこかモサっとしているイメージがあるかもしれませんが、これは限りなくプリンに近い、舌ざわりのよいかぼちゃプリンです。手間のかかるカラメルも作らなくてよし、うらごし不要で楽チンです。ぜひ試してみてくださいね。
《材料》 （パウンド型1本分／4人分）［エネルギー：約604kcal 、1人分（1／4本分）151kcal]
かぼちゃ…200g （種、皮を除いて約1／4個） 牛乳…200cc 卵…3個 砂糖…40〜60g お好みで：メープルシロップ、シナモン、ラム酒をお好みの量
《作り方》（作り時間10分／焼き時間40分）
【1】かぼちゃは種と皮を取り、適度な大きさに切り、電子レンジ（600W）で4分ほど加熱しておく。
【2】ミキサーに【1】と他の材料を全部入れて撹拌し、型に流し込む。（念のためクッキングシートを敷きましたが敷かなくてもOK）
【3】オーブン170℃に予熱し、湯煎で40分焼く。あら熱をとって冷やしナイフで縁をはがすように切り込みを入れ、お皿に移す。お好きな大きさに切ったらでき上がり。
【POINT】
・メープルをかけるときは︎砂糖の量は40g。お好みで調整してOK。
・柔らかいので予め小さい耐熱容器に入れて焼いてもよいです。
・撹拌すればするほどトロッととろけてしまう食感に。
かぼちゃは女性にとって最高の「修復」系食材
プリンはスイーツの中でも、卵や牛乳をたっぷり使うので、たんぱく質が豊富。筋肉の修復だけでなく、お肌や爪の生成、美髪効果も期待でき、今回のメイン食材のかぼちゃで、ビタミンE、βカロテンもたっぷりと摂れます。
カルシウムもたっぷりなので、骨粗しょう症の予防にもつながりますよ。焼きっぱなしで簡単なかぼちゃプリン、ぜひ作ってみてくださいね！
◆教えてくれたのは：料理研究家・市橋有里さん
いちはし・あり。1977年11月22日、徳島県生まれ。アスリートフードマイスター・料理研究家・ランニングアドバイザー。1999年、世界選手権セビリア大会銀メダル獲得。2000年、シドニーオリンピック日本代表。「マラソン界のシンデレラ」とも呼ばれ、現在はランニングアドバイザーとして女性誌でランニングモデルをするほか、料理イベントをするなど、活躍の場を広げている。https://ameblo.jp/ariblo-ichihashi/
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