不溶性の食物繊維を豊富に含む「まいたけ」は、デトックスや早食い防止の効果が。さらに、きのこ類の食物繊維「キノコキトサン」は、油分を排出したり、脂質の吸収を阻害してくれるとか。
「まいたけは歯ごたえがあるので、咀嚼に時間がかかります。ゆっくりと食べると消化もゆるやかになり、結果として血糖値の急激な上昇を避けることができるんです」と、東京高輪病院 名誉栄養管理室長で、管理栄養士の足立香代子さん。
“まいたけダイエット”のコツは、ごはんやパスタなどの主食を食べる前に、50g程度のまいたけを摂るだけ。さっそく手軽にできるレシピを足立さんに教えてもらった。
常備食材でできる「まいたけ卵とじ」
卵や玉ねぎなど、身近な食材をプラスするだけでできる簡単副菜。食事の最初にいただくことで、食べ過ぎ防止を狙おう。
材料(1人分)
まいたけ…50g 玉ねぎ(スライス)…1/3個 オリーブオイル…小さじ1 卵…1個 醤油…小さじ2 酒…小さじ2 かつお節…ひと掴み 薬味ねぎ…お好み
作り方
【1】卵をボウルにとき、醤油と酒を混ぜる
【2】まいたけを手で割く
【3】玉ねぎ、まいたけをフライパンで炒める
【4】かつお節を加え混ぜ、【1】を回しながら入れて、半熟の内に火を止める
【5】器に盛り付け、お好みで薬味ねぎを添える
まいたけのちょい足しレシピはほかにも!
さっと焼くだけ「焼きまいたけのおろしポン酢和え」→レシピは【こちら】
フライパンで作る「まいたけビシソワーズ」→レシピは【こちら】
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監修:足立香代子(あだち・かよこ)
管理栄養士。一般社団法人臨床栄養実践協会理事長、日本肥満治療学会理事。1985年より東京高輪病院に務め、栄養指導に取り組む。2014年より東京高輪病院 名誉栄養管理室長