色あせない着物の魅力をアピール
『第7回アフリカ開発会議』に出席したアフリカの32か国の首脳夫妻らを招いて、天皇皇后両陛下が開かれたお茶会では、民族衣装での出席も多かったゲストのために和装でお出迎え。
雅子さまは、花かごに色とりどりの花々をあしらったあさぎ色の訪問着をお召しに。皇太子妃時代はあまり得意とされていなかった和服でのお出ましでしたが、この日は余裕を感じる見事な着こなしでした。
2019年8月の着物と帯の組み合わせは、23年前、雅子さまがご成婚(1993年6月9日)から3年後にもお召しになっていました。キャリアウーマンだった雅子さまは着物を着る機会がなかったようですが、皇室にはいられて和服の着こなしにも慣れてらっしゃってきた頃でした。
洋服と違い、アクセサリーをつけていないにもかかわらず、ドレッシーで華やかなのは着物の魅力のひとつ。雅子さまが着物をお召しになることで、日本文化の素晴らしさが広く伝わることは言うまでもないでしょう。
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