当サイトがおくる好評連載『アラ還・オバ記者の悪あがき美容道中』。現在59才、バツイチ独身、自らを「女の崖っぷちから、一歩落ちている」というオバ記者ことライターの野原広子が、美容・ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。

オバ記者が目指すのは、還暦を迎えるその日までに人生の伴侶をゲットすること。今回は、先日受けた遺伝子検査の結果が気になってはじめた「インターバル速歩」について。
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ご先祖さまから私が受け取ったデブ遺伝子の検査結果は、「脂質のとりすぎに注意して、有酸素運動と並行して、下半身を引き締めましょう」というもの。それで、以前やっていてしばらくやっていなかった「インターバル早歩き(速歩)」を再開したの。
信州大学の能勢博教授が提唱しているメソッドで、肥満解消、筋力アップ、高血糖や高血圧にもいいと数年前にテレビで見たのが、最初のきっかけ。
ふつうのウオーキングなら、これまで何回も、数か月単位でやったのよ。会社帰りに小一時間歩いて帰ったり、デパートに買い物に行ったり。効果は、ほどよい疲れでよく眠れるけどね。それ以上は「う~ん」って感じ。太ることはない代わり、減りもしない。
「ダメ、ダメ。首にタオルを巻いて、数人で歩いているウオーキングおばさんでスリムな人っている?」と、スリムな友達に言われて、あらためて見たら、確かにねえ。

とはいえ、痩せたいと思って歩いている人がスリムなワケないじゃん、とも思うし。かといって、「歩いて痩せた」という人も私の身の回りにはいないんだよね。
あ、でも、去年から秋葉原に住んでいるんだけど、これまでとはちょっと違うタイプの“歩き人”に出会うんだわ。
ウオーキングというより宇宙人のような本格マラソンスタイルで、せっせか、せっせか。この人たちって揃いも揃ってスリムなの。しかも、首タオルのおばちゃんは“完全女子会”が9割なのに、宇宙人はほぼ全員、カップルって…これは関係ないか。
でね。教授の研究によると、だらだらただ歩くだけではちっとも筋力がつかず、持久力もあがらないのは実証踏みだそう。早く言ってよねぇ。
「インターバル速歩」のやり方は簡単。「せかせか歩き」と「ゆっくり歩き」を3分ずつ交互に繰り返して、1日トータル5回ずつ。15分でいいというの。週に4回が目安というのも、買い物と通勤でちょっと動いたらいけるじゃん? という運動量。
だけどね。やってみるとこれがけっこうな体力をつかうんだよ。タイマー片手に「せかせか歩き」を3分間、「ゆっくり歩き」を3分間と、1回目は快調なの。

でも2回目、3回目になると、「せかせか歩き」がせかせかじゃなくなって、気持ちだけは“せかせか”だけど、足はゆっくりに毛が生えたよう。
で、何度もやってわかったんだけど、最初の「せかせか歩き」で飛ばしすぎてたんだわ。「ゆっくり歩き」を挟むとまたやる気になって、「せかせか」でまたオーバーペース。
「せかせか」は、そんなに早くなくていいんだよ。ちょっと早足くらい。それでじわ~っと汗が出てきたところでオシマイ。あらためてネットで教授のやり方を見ると…、
視線は25mほど前方に向け、背筋を伸ばした姿勢を保ち、足の踏み出しはできるだけ大股になるようにして、かかとから着地。慣れないうちは、1、2、3とカウントして、3歩目を大きく踏み出すようにする。
自分のペースさえつかんだら、かんたんだよ。
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オバ記者(野原広子)
1957年、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。
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