毎日のように立つキッチンも、少しの工夫で使いやすさが激変します。ズボラ主婦から整理収納アドバイザーになった、インスタグラマーのkayokoさんが著書『暮らしが整う「片付けない」片付け』(アスコム)で紹介している、使いやすいキッチンのコツは誰でも簡単に実践できるものばかり。ぜひ試してみてください。
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冷蔵庫内の食品ストックは手前から賞味期限順に
生活に欠かせない冷蔵庫ですが、収納すればするほど、奥にあるものを把握しづらいですよね。そのうち食べようと思っていたのに、奥に追いやられて、気づけば賞味期限が切れていたということや、日付の新しいほうを先に食べてしまった、ということも。
よく食べる豆腐や納豆を多めにストックしていたというkayokoさんにも同様の悩みがあったといいます。
奥行きのあるケースに収納すれば解決!
そんなkayokoさんがストック食材の保存に活用しているのは、100円均一などで買える奥行きのあるプラスチックケースです。
「賞味期限の近いものを手前に並べ、賞味期限が遠いものと混ざらないように仕切りをつけるようにしました」(kayokoさん・以下同)
使うときはもちろん手前から。ストックを追加する場合は、賞味期限がもっとも遠いものがいちばん奥になるよう、というルーティンを繰り返していけば食材を無駄にすることもなくなります。
「賞味期限が近いものを食べ切って、新しいものを追加する場合は、奥にあったものが手前にくるようにケースの向きを変えて、最も賞味期限が遠いものが奥になるようにセットします」
そうすれば、いちいち仕切りを出し入れしなくても、簡単に賞味期限順に並べることができます。
冷凍庫のストックも同様に対策
冷凍庫でも同様に、プラスチックケースを活用して管理するのがおすすめ。
「野菜室や冷凍庫も考え方は同じです。特に冷凍庫は保存期間が長いのをいいことに買ったことを忘れることもあるので、同じようにケースに入れて、手前に賞味期限が近いものを並べています」
賞味期限切れによる食品ロスを防ぐことで、節約にもつながります。