【1】シャープ『プラズマクラスター洗濯乾燥機ES-W114』
シャープのドラム式洗濯乾燥機は、微細な水滴のシャワーで繊維の奥の汚れを落とす「マイクロ高圧洗浄」と、ヒートポンプとサポートヒーターによるふわふわの乾燥を実現した機能「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載。
汚れ落ち、乾燥力ともに大きく期待できますが、特に注目すべきは、業界に先駆けて導入した「乾燥フィルター自動お掃除」機能です。
「乾燥フィルター自動お掃除機能」などでお手入れの頻度が激減
「乾燥終了後、自動でブレードが回転してフィルターに付着したホコリを出すとボックスに集めてくれるので、お手入れの手間は溜まったホコリを捨てるだけ。毎日乾燥機能を使っている人には、日々の手間がなくなる分、大幅なストレス減になりそうです」
さらに『液体洗剤・柔軟剤自動投入』部も、定期的にお手入れしないと詰まってしまうリスクがありますが、本製品は洗濯するたび、洗剤投入経路を水が流れるため、お手入れは6か月に1回程度でOK。いずれのお手入れ時期もスマホのアプリに知らせてくれます」
ほかにも、自動投入タンク内の残量が少なくなったらアプリに通知があり、アプリ内で家電量販店のECサイトに導いてくれるなど、「ちょっとした手間」を徹底的に削減。家事の時短化を図りたい人に特におすすめです。
【2】パナソニック『ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129AL/R』
パナソニックの同製品は温水と泡による洗浄力、ヒートポンプ式でふんわり仕上げる乾燥性能が特長ですが、もちろん使い勝手もよし。
画期的なのは、「おしゃれ着洗剤」の自動投入機能です。
業界初!「おしゃれ着洗剤」の自動投入機能を搭載
「パナソニックは前述の通り、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を業界で初めて導入しましたが、最新モデルには、需要が多い『おしゃれ着洗剤』の自動投入機能も追加するなど、パイオニアならではの工夫がなされています」
フィルターのお手入れもラクに。
「乾燥フィルターや排水フィルターは、ホコリやゴミが取りやすい形状になっているほか、新機能として『窓パッキング洗い』が追加されました。これは、洗濯物投入口のゴム製の窓パッキング裏に糸くずが溜まりやすい、という声に応えたもの。洗濯時の高浸透バブルシャワーの力で一気に洗い流してくれます」
使用ごとに窓パッキングの裏をティッシュなどで拭き取っている人は多いと思いますが、その手間が省けるのも嬉しいですね。
特に毎日洗濯、乾燥をする人にとって、洗剤の投入やホコリのお手入れといった数分間の「名もなき家事」がなくなるのは、大きな負担軽減になります。忙しい人、ついお手入れをサボりがちな人こそぜひ検討してみては。
◆教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん
白物家電・美容家電を専門とするライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。https://makiko-beautifullife.com
取材・文/桜田容子
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