春の栄養たっぷりパスタ&ポタージュのレシピ
鶏レバーはカロリーや糖質は低めなのに、鉄分やビタミンAなどが豊富で栄養たっぷり。取り分けてから味付けをすれば、飼い主も一緒に食べられます。5kgのワンコの場合に2食分の分量です。
ワンコには人肌に冷ましてから与えましょう。飼い主が食べるときは、どちらのレシピにも塩・こしょうをくわえて混ぜ合わせ、味を引き立てましょう。「春菊と鶏レバーのパスタ」には、粉チーズをたっぷりかけてアレンジしてもおいしいですよ。
春菊と鶏レバーのパスタ(一菜)
《材料》
春菊…30g 鶏レバー…10g 鶏もも肉(ブロック)…130g マカロニ(グルテンフリーならばなおよい)…25g くるみ…4g オリーブオイル…小さじ1
《作り方》
【1】マカロニは、表示時間より多めに茹でてやわらかくする。マカロニが長い場合はカットする。鶏もも肉は1cm角に切る。
【2】マカロニを取り出した鍋に春菊とレバーを入れて茹で、フードプロセッサーに移し、くるみと茹で汁大さじ1を加えてペースト状にする。
【3】オリーブオイルをひいたフライパンで鶏もも肉を炒め、フライパンにマカロニと【2】のペーストを入れる。ペーストが全体に絡んだら完成。
そら豆のポタージュ(一汁)
《材料》
豆乳…100ml そら豆…12g(2〜3個) じゃがいも…40g 水…100ml
《作り方》
【1】そら豆、じゃがいもの皮をむく。
【2】水100mlと【1】を鍋に入れて火を通し、豆乳を加えてからブレンダーでまぜて完成。
◆教えてくれたのは:獣医師・林美彩さん
獣医保健ソーシャルワーク協会所属。学生時代に飼っていた愛犬・茜を迎えたことをきっかけに、手作り食を学ぶ。大学卒業後は、西洋医学、代替療法両方の動物病院の勤務、サプリメント会社での相談対応に従事。西洋医学と代替療法の良いところを融合させた治療、病気にならない体作り、家庭でできるケアを広めるため、2018年3月に「chicoどうぶつ診療所」を開院。https://www.chicoah.com/
◆獣医師・古山範子さん
麻布大学獣医学科卒業。中山動物病院(茅ヶ崎市)非常勤講師。ペットのためのホリスティックケアセラピスト養成講座講師。日本獣医ホメオパシー学会認定獣医師。日本ペット栄養学会会員。日本獣医動物行動研究会会員。国際薬膳師。獣医保健ソーシャルワーク協会所属。愛猫4匹と暮らし、手作り食を中心に犬猫の養生法を提案する、犬猫養生Harmonyを主宰。https://ameblo.jp/animal-harmony/