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服が片付けられない原因はたんす?片付けのプロが提案する“たんす文化”の卒業とは?

“ざっくりボックス”でこまごまとした衣類をラクに管理

たんすの引き出しの中に入れていた下着や靴下などこまごまとしたものは、“ざっくりボックス”を棚に並べて管理するとラクです。“ざっくりボックス”とは、文字通りとりあえず放り込める箱のことです。肌着、靴下、パンツなど箱を分けてもOKですし、スペースがなければひとつの箱にポイポイと入れてもいいでしょう。

この“ざっくりボックス”は、たんすのように毎回引き出しを開閉する手間が省けるので、身につけるときにすぐ手に取れます。また、これじゃないなと思ったときに戻すのも手間いらずなので、あとでしまおう、と思った物で部屋が散らかるのを防ぐこともできます。

まるまったカラフルな靴下
ざっくりボックスで小物の収納を簡単に!(Ph/photoAC)
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片付け=しまう、と教えられた世代のかたこそ、この方法には驚くかもしれません。けれど片付けるのが面倒で散らかるストレスを抱えるくらいならば、しまう片付けはせずに、かけるだけ、入れるだけ、置くだけの“しまわない暮らし”で体に負担の少ない散らからない暮らしにシフトすることをおすすめします。

◆教えてくれたのは:幸せ住空間セラピスト・古堅純子さん

古堅純子さん
幸せ住空間セラピスト、家事効率化支援アドバイザーの古堅純子さん
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幸せ住空間セラピスト、家事効率化支援アドバイザー。整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャーの資格を所持。1998年、老舗の整理収納サービス会社に入社。20年以上現場第一主義を貫き、クライアントのもとへ通う。5000軒以上の家でサービスを重ね、古堅式メソッドを確立。オンラインを含むコンサルティングやメディア出演や講演も行う。著書は累計60万部で、最新著は『「シニアのための なぜかワクワクする片づけの新常識』(朝日新聞出版)。YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」は、1000万回再生を突破。チャンネル登録者数9万1000人(2022年4月現在)。https://s-d-m.jp/talents/jyunko-furukata/

構成/イワイユウ

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